特許
J-GLOBAL ID:200903026838876212

位置割出し可能なアンギュラヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035920
公開番号(公開出願番号):特開2000-233344
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で切削工具の割出し位置を調整することができる位置割出し可能なアンギュラヘッドを提供する。【解決手段】 主軸5を正方向(F方向)に回転させると、回転力は動力軸4、かさ歯車13、14の順序で伝達されて工具回転軸8が切削方向Cに回転し、切削工具9による切削加工が行われる。このとき、ワンウェイクラッチ16は回転力を伝達しない。一方、主軸5を逆方向(R方向)に回転させると、ワンウェイクラッチ16は回転力をハーモニックドライブ20に伝達する。従って、フレクスプライン18が回転し、回転ケーシング12は動力軸4回りに回転する。これによって、工具回転軸8及び切削工具9の位置割出しが行われる。
請求項(抜粋):
工作機械が備える正逆転駆動可能な主軸(5)に同軸に取着される動力軸(4)と、この動力軸(4)と交差する方向に配置されると共に、切削工具(9)が取り付けられる工具回転軸(8)と、この工具回転軸(8)に切削方向の動力として上記動力軸(4)からの正転力を伝達する動力伝達機構(13)(14)と、上記工具回転軸(8)を軸支すると共に、上記動力軸(4)回りに回転可能に配置される回転ケーシング(12)と、主動軸が上記動力軸(4)に連結され、上記動力軸(4)が正転するときは従動軸を静止状態とする一方、上記動力軸(4)が逆転するときは上記従動軸を回転させるワンウェイクラッチ(16)と、このワンウェイクラッチ(16)の従動軸が静止しているときは上記回転ケーシング(12)の回転を制止する一方、上記従動軸が回転するときは上記回転ケーシング(12)を連動して回転させる伝動制動機構(20)(21)とを備えることを特徴とする位置割出し可能なアンギュラヘッド。
IPC (2件):
B23Q 16/02 ,  B23Q 3/12
FI (2件):
B23Q 16/02 G ,  B23Q 3/12 Z
Fターム (3件):
3C016FA03 ,  3C016FA29 ,  3C028FF04

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