特許
J-GLOBAL ID:200903026839021083

制動抵抗の制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260253
公開番号(公開出願番号):特開2001-086647
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】制動抵抗の開放タイミングを事故の種類に応じて自動的に最適化して、電力系統を確実に安定化する制動抵抗装置の制御装置を提供する。【解決手段】発電機G1から送電される母線B1、送電線L1を含む、2回線の電力系統で、系統事故時に発電機G1の加速抑制を行うための制動抵抗装置1を発電機の至近端に設けている。事故時、投入決定用信号を受信した制御装置13は開閉器12をオンして制動抵抗11を投入し、発電機G1からの電力を消費して加速を押さえる。一方、発電機G1の回転子加速度偏差△ωを検出して、△ωが予め設定されている負のしきい値ωsetに達すると、開閉器12をオフして制動抵抗11を開放する。ωsetは2回線にまたがる不平衡事故時の安定度条件から決定し、事故によるdω/dtの違いを利用して、1回三相平衡事故や1回線の不平衡事故などの開放タイミングにもそのまま適用できる。
請求項(抜粋):
電力系統事故時に系統内の発電機の加速を抑制し系統を安定化するために、対象となる発電機の近くに制動抵抗を投入・開放する制御方法において、前記発電機の回転子の回転速度偏差の負の所定値をしきい値とし、前記制動抵抗の投入後に前記発電機から計測した回転速度偏差が前記しきい値に達する事故種別により異なる時刻に、前記制動抵抗を開放することを特徴とする制動抵抗の制御方法。
IPC (2件):
H02J 3/24 ,  H02P 9/00
FI (2件):
H02J 3/24 D ,  H02P 9/00 A
Fターム (14件):
5G066AD02 ,  5H590AA11 ,  5H590AA30 ,  5H590CC01 ,  5H590CC24 ,  5H590CE01 ,  5H590EA14 ,  5H590FB01 ,  5H590FC21 ,  5H590FC25 ,  5H590GB05 ,  5H590HA11 ,  5H590HA27 ,  5H590JA02

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