特許
J-GLOBAL ID:200903026843140607

粘着シートおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000403
公開番号(公開出願番号):特開平11-209704
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 粘着面において、被着体に貼付けた直後は所定の凹凸構造が維持可能であり、気泡を効果的に外部に逃がし、その後は、上記凹凸構造が消失し、貼付け後の粘着シートの外観を損なうことを防止することができる、粘着シートを提供する。【解決手段】 可撓性ベースフィルムと、その主要面に密着し、密着面とは逆の面に、被着体に接触する凸部と、隣接凸部間に形成され、外部と連通する溝部とを含む凹凸構造を有する粘着層と、該凹凸構造のネガ構造を表面に有し、該ネガ構造と凹凸構造とが接触する様に積層されたライナーとを備え、該粘着層は、架橋ポリマーを含み、ライナーを剥離し、被着体に貼付けた直後は凹凸構造が維持でき、被着体に貼付けた後凹凸構造が変形し、接触面積が92%以上になるか、または該粘着層は、粘着性ポリマーからなるマトリックス成分と、マトリックス成分中に分散された弾性微小球とを含んでなり、弾性微小球の平均体積直径が10〜100μmの範囲である粘着シート。
請求項(抜粋):
可撓性ベースフィルムと、その可撓性ベースフィルムの少なくとも一方の主要面に密着した粘着層であって、その密着面とは反対側の粘着層の面に、(i)被着体に接触する複数の凸部と、(ii)互いに隣接する凸部間に形成され、被着体と上記凸部とが接触した際に外部と連通する溝部とを含んでなる、凹凸構造を有する粘着層と、その粘着層の面の凹凸構造のネガに相当する構造を少なくとも一方の表面に有し、そのネガ構造と粘着層の面の凹凸構造とが接触する様に該接着層に積層されたライナー、とを備えてなる粘着シートにおいて、上記粘着層は、架橋ポリマーを含有し、上記ライナーを剥離し、被着体に貼付けた直後は上記凹凸構造が維持可能であり、被着体に貼付け、25°Cで48時間経過した後、上記凹凸構造が変形し、接触面積が92%以上になることを特徴とする、粘着シート。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
  • 微細構造化面を有する感圧接着剤
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-512662   出願人:ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリングカンパニー
  • 特開平3-070514

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