特許
J-GLOBAL ID:200903026847503933

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330103
公開番号(公開出願番号):特開平10-173629
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 スペクトラム拡散による符号分割多重方式を用いた受信装置において、特にRAKE合成を行う場合に、合成すべきパスタイミングを安定して抽出し、確実なRAKE合成を実現する受信装置を提供することである。【解決手段】 本来、拡散符号の自己相関値は、拡散符号が1つ決定されれば一義的に求められるため、受信機側では拡散符号のレプリカの自己相関を計算し、その結果に受信品質に応じた誤差範囲を見込んだ数値をしきい値とし、サーチャ回路の出力の判定基準とする。サーチャ回路の出力は、レプリカの自己相関値に誤差範囲を加えた上下のしきい値の中にあれば、自己相関による無効な相関値と見なし、その範囲の外側にあれば合成すべき有効なパスタイミングと見なす。
請求項(抜粋):
情報信号を、その数十倍から数百倍の速度を持つ拡散信号で変調して伝送するスペクトラム拡散通信システムで、特にユーザごとに異なった拡散信号が使用されるCDMA通信方式の受信装置において、自局に割り当てられた拡散符号の自己相関値を算出する自己相関計算手段と、自局に割り当てられた拡散符号と受信信号の相互相関値を算出する相互相関計算手段と、前記自己相関値と前記相互相関値を比較演算する比較手段と、受信信号を前記相互相関計算手段、もしくは前記比較手段の出力遅延時間に応じて遅延させる任意の数の遅延手段と、自局に割り当てられた拡散符号によって、前記各遅延手段の出力を逆拡散する任意の数の逆拡散手段と、前記逆拡散手段の出力に前記相互相関手段、もしくは前記比較手段の出力レベルに応じて重み付けを行う任意の数の重み付け手段と、前記重み付け手段の出力を加算合成する合成手段と、前記合成手段の出力から受信信号の品質を測定する受信品質測定手段とを具備することを特徴とする受信装置。
IPC (4件):
H04J 13/00 ,  H04B 7/26 ,  H04Q 7/10 ,  H04Q 7/20
FI (3件):
H04J 13/00 A ,  H04B 7/26 D ,  H04Q 7/02 B

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