特許
J-GLOBAL ID:200903026850229648

鉄族金属を含む鉱石の湿式精錬法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099996
公開番号(公開出願番号):特開2000-008128
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 鉄族金属を含む鉱石から高純度鉄または種々の鉄族金属を、湿式法によって経済的に得ることができる精錬方法を提供する。【解決手段】 (イ)鉄族金属を含有する鉱石を粉砕し、(ロ)粉砕された鉱石を無機酸に浸漬し、鉄族金属を溶出させ、(ハ)混合液を濾過して(ニ)この濾液にアルカリを添加して、鉄族金属の水酸化物を析出させ、(ホ)収集された水酸化物に対し、還元性雰囲気中で400〜500°Cで5分以上保持して予備還元し、次いで同じく還元性雰囲気中で600〜950°Cの温度で5分以上保持する還元処理を施す工程とからなる。
請求項(抜粋):
(イ)鉄族金属を含有する鉱石を、篩下25メッシュ以下のサイズの微粒に粉砕する工程と、(ロ)前記サイズに粉砕された鉱石をN/30以上の濃度の無機酸に浸漬し、前記鉱石中に含有されている前記鉄族金属を前記無機酸中に溶出させる工程と、(ハ)前記鉄族金属が溶出した無機酸と残渣との混合液を濾過して、濾液と脈石とに分離する工程と、(ニ)前記分離された濾液にアルカリを添加して、鉄族金属の水酸化物を析出させ、そして、析出した鉄族金属の水酸化物の懸濁液を濾過して、前記鉄族金属の水酸化物を収集する工程と、そして、(ホ)収集された鉄族金属の水酸化物に対し、還元性雰囲気中で400〜500°Cの温度で5分以上保持して予備還元し、次いで、同じく還元性雰囲気中で600〜950°Cの温度で5分以上保持する還元処理を施す工程と、からなることを特徴とする、鉄族金属を含む鉱石の湿式精錬法。
IPC (4件):
C22B 3/04 ,  B03B 7/00 ,  C22B 5/02 ,  C22B 23/00
FI (4件):
C22B 3/00 A ,  B03B 7/00 ,  C22B 5/02 ,  C22B 23/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-103728
  • 特開昭63-307201
  • 特公昭49-037162
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