特許
J-GLOBAL ID:200903026852660621

セレン含有排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 畑中 芳実 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297992
公開番号(公開出願番号):特開平11-128982
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 硝酸性窒素及び/又は亜硝酸性窒素(NOx-N)を含むセレン含有排水を通性嫌気性条件下での嫌気性生物処理によって処理する場合に、水素供与体としての有機物量を最適な値とすることにより、セレン酸イオン及び亜セレン酸イオンの両方を確実に除去する。【解決手段】 被処理水中のNOx-N濃度が溶解性セレン濃度の5重量倍以上であるときに、有機物がBODとして被処理水中のNOx-N濃度の2重量倍量以上存在する条件下で嫌気性生物処理を行う。例えば、窒素測定手段9によって原水2中のNOx-N濃度を測定するとともに、このNOx-N濃度に基づき、生物処理反応槽6において有機物がBODとして原水中のNOx-N濃度の2重量倍量以上存在する条件下で嫌気性生物処理が行われるように、有機物添加機構10からの原水導入管8を流れる原水への有機物の添加量を制御する。
請求項(抜粋):
硝酸性窒素及び/又は亜硝酸性窒素を含むセレン含有排水を通性嫌気性条件下で生物処理してセレン含有排水中の溶解性セレンを単体セレンに還元して除去するに当たり、被処理水中の硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の合計濃度が被処理水中の溶解性セレン濃度の5重量倍以上であるときに、有機物がBODとして被処理水中の硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の合計濃度の2重量倍量以上存在する条件下で前記嫌気性生物処理を行うことを特徴とするセレン含有排水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 3/28 ZAB ,  C02F 1/58
FI (2件):
C02F 3/28 ZAB Z ,  C02F 1/58 H
引用特許:
審査官引用 (1件)

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