特許
J-GLOBAL ID:200903026852839575

エアゾール容器用噴射カバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212807
公開番号(公開出願番号):特開平10-059445
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【目的】 従来のエアゾール容器用噴射カバーは、内容物吐出用ノズルを備えた押圧体を手で押し続けることにより、残留噴射剤の排出を行う構造であった。従って、残留噴射剤を完全に排出させるには、長時間、押圧体を押し続ける必要があった。本発明は、押圧体を手で押し続けることなく、自動的にしかも通常の内容物吐出操作とは異なる手段で、残留噴射剤の排出が行われる噴射カバーを提供することを目的とする。【構成】 この噴射カバーは、エアゾール容器に固定される筒状体と、該筒状体と一体に或いは別個に形成されたノズル保有押圧体とから成り、筒状体の上端の内方フランジに、捲り上げ可能なロックバンドを設け、ロックバンドを捲り上げて押圧体に係止させることにより、該押圧体を降下位置に保持し、残留噴射剤の排出を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
エアゾール容器の上端周縁部に固定される筒状体と、エアゾール容器に設けられている噴射管と連通するノズルを備えた押圧体とから成り、前記筒状体の上端には内方フランジ壁が形成されており、前記押圧体は、該フランジ壁にヒンジ連結されて揺動可能に保持されており、該押圧体を押し下げることにより、該押圧体のノズルから内容物の吐出が行われるエアゾール容器用噴射カバーにおいて、前記内方フランジ壁には、前記押圧体の自由端側周縁部を取り囲む様にして延びているロックバンドが設けられており、該ロックバンドの両端部は、前記押圧体とは独立して旋回可能となるように前記フランジ壁に連結されており、且つ該ロックバンドは、前記押圧体に係止させた時、該押圧体を押し下げた状態に付勢するような長さを有していることを特徴とするエアゾール容器用噴射カバー。
IPC (2件):
B65D 83/14 ,  B05B 9/04
FI (2件):
B65D 83/14 F ,  B05B 9/04

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