特許
J-GLOBAL ID:200903026853945050

トンネルの接合工法およびそれに用いるシールド掘削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-189563
公開番号(公開出願番号):特開平9-032464
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 既設トンネルと新設トンネルとの接合を、容易かつ確実に行うことができるトンネルの接合工法およびそれに用いるシールド掘削機を提供することを課題とする。【解決手段】 シールド掘削機1のスキンプレート2の内側に切削・補強リング6を掘進方向に進退自在に設け、この切削・補強リング6に、これを押し出すリング駆動ジャッキ10を備えた構成となっている。そして、このシールド掘削機1で新設トンネルT2を掘進していき、既設トンネルT1から所定距離だけ離間した位置で切削・補強リング6をリング駆動ジャッキ10で押し出した後、この切削・補強リング6をカッタ11の駆動力を伝達して回転させつつ押し出し、切削ビット7で既設トンネルT1のセグメントを切削して開口部を形成することによって、既設トンネルT1と新設トンネルT2とを接合するようにした。
請求項(抜粋):
新設トンネルを掘削していき、これを既設トンネルに接合するに際し、予め、該新設トンネルを掘削するためのシールド掘削機を、その外殻をなす円筒状のスキンプレートの内側に回転自在かつ該スキンプレートの軸線方向に沿って進退自在に設けた、円筒状でかつ先端周縁部に切削手段を備えてなるリング体と、前記スキンプレート内に備えて該リング体を掘進方向に押し出すリング押出手段と、前記リング体の内側に設けた、地山を掘削するカッタ手段と、このカッタ手段の回転駆動力を前記リング体に伝達する駆動力伝達手段とを備えた構成としておき、前記シールド掘削機の前記カッタ手段で地山を掘削して新設トンネルを掘進していき、該シールド掘削機が前記既設トンネルから予め定めた距離だけ離間した位置に到達したときに、前記リング押出手段で前記リング体を前記既設トンネルに向けて押し出し、この後に、前記駆動力伝達手段で前記カッタ手段の回転駆動力を前記リング体に伝達することによって該リング体を回転させつつこれをさらに押し出し、前記切削手段で前記既設トンネルの覆工体を切削して開口部を形成することによって該既設トンネルと新設トンネルとを接合させることを特徴とするトンネルの接合工法。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/08
FI (2件):
E21D 9/06 301 D ,  E21D 9/08 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-202588
  • 特開平3-202588
  • 特公平5-088360

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