特許
J-GLOBAL ID:200903026861709030

蓄エネ用フライホイールを有する車両の始動発進制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-325072
公開番号(公開出願番号):特開2001-140735
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 エコラン後の再発進時に蓄エネ用フライホイールの回転エネルギーでエンジンを始動するとともに駆動力を発生させる車両において、エンジンの始動および発進トルクを適切に制御できるようにする。【解決手段】 蓄エネ用フライホイール70とトルクコンバータ12との間に入力クラッチ17を配設し、蓄エネ用フライホイール70によるエンジン10の始動時には入力クラッチ17を解放し、蓄エネ用フライホイール70の回転エネルギーをエンジン10のクランキングに集中的に用いる一方、エンジン始動後に入力クラッチ17を係合して車両に発進トルクを作用させる。また、低μ路では入力クラッチ17をスリップ制御することにより、乾燥路等の通常時の発進加速性能を損なうことなく低μ路での車輪のスリップ(スピン)を防止する。
請求項(抜粋):
燃料の燃焼で動力を発生するエンジンと、車両停止時に前記エンジンを停止させるエンジン停止手段と、車両走行時に回転させられることにより回転エネルギーを蓄積する蓄エネ用フライホイールと、前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路の所定の動力伝達軸に対して前記蓄エネ用フライホイールを接続、遮断するフライホイールクラッチと、車両走行時に前記フライホイールクラッチを係合して前記蓄エネ用フライホイールに回転エネルギーを蓄積するとともに、車両停止時に該フライホイールクラッチを解放して該蓄エネ用フライホイールの自由回転を許容する蓄エネ制御手段と、車両の再発進時に前記フライホイールクラッチを係合することにより、前記蓄エネ用フライホイールの回転エネルギーで前記エンジンをクランキングして始動するとともに車両を発進させるフライホイールクラッチ係合手段と、を有する車両の始動発進制御装置において、前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達経路に、前記蓄エネ用フライホイールが接続される前記動力伝達軸と直列に配設され、動力伝達を接続、遮断する断続手段と、前記蓄エネ用フライホイールによる前記エンジンの始動および前記車両の発進時に、前記断続手段を制御することにより、該蓄エネ用フライホイールから該エンジンおよび前記駆動輪に対する動力の伝達状態を制御する断続制御手段と、を有することを特徴とする蓄エネ用フライホイールを有する車両の始動発進制御装置。
IPC (2件):
F02N 5/04 ,  F16H 33/02
FI (2件):
F02N 5/04 Z ,  F16H 33/02 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭49-051427
  • 特開昭59-147869

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