特許
J-GLOBAL ID:200903026861888210

コンクリート部材のせん断補強構造およびせん断補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-206983
公開番号(公開出願番号):特開平11-152931
出願日: 1998年07月22日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 補強シートの定着を円滑かつ確実に行い、有効な補強効果を得ることのできるコンクリート部材のせん断補強構造およびせん断補強工法を提供することを課題とする。【解決手段】 柱10および梁11に、その周方向に対して補強効果を有する補強シートC1,C2を、柱10,梁11に定着された定着用アンカーD1に接着することによって定着し、さらに定着補強部材20を重ね貼りする構成とした。そして、定着用アンカーD1は、多数の強化繊維fを束ねた部分を柱10,梁11の近傍に定着させるとともに、束ねていない部分を柱10,梁11に沿って広げるようにし、その上に前記補強シートC1,C2を重ねて貼り付ける構成とした。
請求項(抜粋):
コンクリート部材のせん断補強構造であって、炭素繊維,アラミド繊維,ガラス繊維等、複数本の強化繊維をその長さ方向の一部で一体に束ねてなる定着用アンカーが、前記束ねた部分をコンクリート部材に形成された孔に定着させ、かつ束ねていない部分を前記コンクリート部材の表面に沿わせた状態で配設され、板状またはシート状の補強材が、前記コンクリート部材の周方向に沿わせて配設されて、該補強材の少なくとも端部が前記定着用アンカーの束ねていない部分に重ねて接合されることによって、前記補強材が前記定着用アンカーを介して前記コンクリート部材に定着されていることを特徴とするコンクリート部材のせん断補強構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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