特許
J-GLOBAL ID:200903026863855440
ポルフィリン環が互いにメゾ-メゾ炭素結合と2つのβ-β炭素の結合との三つの結合により一方向に縮環したポルフィリン化合物およびその合成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮本 晴視
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-243699
公開番号(公開出願番号):特開2002-053578
出願日: 2000年08月11日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 拡大したπ電子ネットワークおよび電子の非局在化の長さを向上させる構造を有するポルフィリン化合物誘導体の提供。【解決手段】 一般式1で表されるポルフィリン環がメゾ位とメゾ位、これに隣接する2つのベータ位とベータ位、ベータ位とベータ位の3本の共有結合で直接結合した縮環ポルフィリン多量体。具体的には、式2の化合物が例示される。また、化合物1は、化合物3をキノンおよび希土類元素を含むルイス酸存在下で縮環することにより合成される。
請求項(抜粋):
一般式1で表されるポルフィリン環がメゾ位とメゾ位、これに隣接する2つのベータ位とベータ位、ベータ位とベータ位の3本の共有結合で直接結合した縮環ポルフィリン多量体。【化1】(ここでR1〜R24は、それぞれ独立に水素、ハロゲン、水酸基、メルカプト基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、カルボキシル基、スルホン酸基、置換または未置換のアルキル基、置換または未置換のアリール基、置換または未置換のアルコキシ基、置換または未置換のアリールオキシ基、置換または未置換のアルキルチオ基、置換または未置換のアリールチオ基、アルキルアミノ基、置換または未置換のアリールアミノ基、置換または未置換のカルボン酸エステル基、置換または未置換のカルボン酸アミド基、置換または未置換のスルホン酸エステル基、置換または未置換のスルホンアミド基、置換または未置換のカルボニル基、置換または未置換のシリル基または置換または未置換のシロキシ基から選択され、nは1以上の整数であるメタルフリーのポルフィリン、またはポルフィリン環中のNH基の2つの水素原子が1以上の下記M.の金属原子群から選択される金属原子と置き換わった錯体)M.の金属原子の群は、Zn、Mg、Ca、Sr、Ba、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Th、U、Cr、Mo、W、Mn、Tc、Re、Fe、Ru、Os、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Cu、Ag、Au、Cd、Hg、Al、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、As、Sb、Biである。
IPC (3件):
C07D487/22
, B01J 31/02 103
, C07B 61/00 300
FI (3件):
C07D487/22
, B01J 31/02 103 Z
, C07B 61/00 300
Fターム (12件):
4C050PA06
, 4C050PA07
, 4G069AA06
, 4G069BA44A
, 4G069BB08B
, 4G069BC38A
, 4G069BC39B
, 4G069BE22B
, 4G069CB25
, 4G069DA02
, 4H039CA40
, 4H039CH20
引用特許:
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