特許
J-GLOBAL ID:200903026865918091

温度式膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006483
公開番号(公開出願番号):特開平8-193769
出願日: 1995年01月19日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 取付け姿勢に左右されることなく、外部温度の影響による作動不良を防止した温度式膨張弁1の提供。【構成】 弁ブロック8の上端部に固定された受け座11には、ダイヤフラム12とハウジング13とで形成される感温室14が設けられている。この感温室14には、感温室14に封入された飽和蒸気ガスが凝縮して液化した時に、その凝結した液滴を溜めて保持する液溜め室16が設けられている。この液溜め室16は、外周部がダイヤフラム12とハウジング13との間に挟持されて取り付けられた区画プレート17により形成されている。区画プレート17は、ダイヤフラム12と密着する外周部に対して、中央部全体がハウジング13側へ凸形状とされて、ダイヤフラム12との間に偏平な空間を形成し、この空間が液溜め室16とされる。
請求項(抜粋):
飽和蒸気ガスが封入された感温室と、この感温室の一壁面を形成して、前記感温室内の圧力変動に応じて変位するダイヤフラムと、冷媒蒸発器より流出する冷媒の温度を前記ダイヤフラムに伝える伝熱手段と、前記ダイヤフラムの変位に応じて弁開度を可変する弁機構とを備えた温度式膨張弁において、前記感温室内に、前記飽和蒸気ガスが凝結した液滴を溜める液溜め室を形成し、この液溜め室が前記感温室の外壁と断熱されていることを特徴とする温度式膨張弁。

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