特許
J-GLOBAL ID:200903026868157415

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-226008
公開番号(公開出願番号):特開2003-042274
出願日: 2001年07月26日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、油圧作動摩擦係合要素の締結時に発生するショックを緩和するための作動油の棚圧を、簡単な構造の棚圧制御弁により形成することにある。【構成】 このため、この発明は、自動変速機の油圧作動摩擦係合要素に作動油を供給排出する油路に棚圧制御弁を設け、この棚圧制御弁は作動油の供給前期には付勢手段の付勢力により供給ポートと出力ポートとが連通される位置にスプール弁体を移動させて圧力を迅速に上昇させ、作動油の供給中期にはフィードバック回路のフィードバック圧力により供給ポートと出力ポートとが遮断される位置にスプール弁体を移動させてバイパス通路のオリフィスにより棚圧を形成し、作動油の供給後期には設定値に達するまでフィードバック回路のフィードバック圧力により供給ポートと出力ポートとが連通される位置にスプール弁体を移動させて圧力を迅速に上昇させ、また、作動油を排出する際にはバイパス回路の一方向弁により供給ポートと出力ポートとを連通させて圧力を迅速に降下させている。
請求項(抜粋):
油圧作動摩擦係合要素を締結若しくは解放させることにより動力伝達経路を切換えて変速を行う自動変速機において、前記油圧作動摩擦係合要素に作動油を供給排出する油路に棚圧制御弁を設け、この棚圧制御弁は弁本体の摺動孔内にスプール弁体を摺動可能に内装して設け、前記弁本体に前記摺動孔に連通する供給ポートと出力ポートとを設け、前記スプール弁体に小径部を設けるとともにランド部を設け、前記供給ポートと出力ポートとが小径部により連通される位置に前記スプール弁体を移動させるようにスプール弁体に付勢力を作用させる付勢手段を設け、前記供給ポートと出力ポートとがランド部により連通を遮断される位置に前記スプール弁体を移動させるように前記出力ポート側の作動油から取出したフィードバック圧力をスプール弁体に作用させるフィードバック回路を設け、前記供給ポートと出力ポートとをバイパスして前記油路を連通するバイパス回路にオリフィスを設けるとともに前記出力ポート側から供給ポート側へのみ作動油の流通を許容する一方向弁を設け、前記油圧作動摩擦係合要素へ作動油を供給する際の供給前期には前記付勢手段の付勢力により供給ポートと出力ポートとが小径部により連通される位置に前記スプール弁体を移動させて圧力を迅速に上昇させ、前記作動油の供給中期には前記フィードバック回路のフィードバック圧力により供給ポートと出力ポートとがランド部により連通を遮断される位置に前記スプール弁体を移動させて前記バイパス通路のオリフィスにより圧力の上昇を緩やかにさせて棚圧を形成し、前記作動油の供給後期には設定値に達するまで前記フィードバック回路のフィードバック圧力により供給ポートと出力ポートとが小径部により連通される位置に前記スプール弁体を移動させて圧力を迅速に上昇させ、前期油圧作動摩擦係合要素から作動油を排出する際には前記バイパス回路の一方向弁により供給ポートと出力ポートとをバイパスして前記油路を連通させて圧力を迅速に降下させることを特徴とする自動変速機。
IPC (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:68 ,  F16H 63:06
FI (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:68 ,  F16H 63:06
Fターム (15件):
3J552MA07 ,  3J552MA12 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA02 ,  3J552PA65 ,  3J552QA13B ,  3J552QA13C ,  3J552QA36C ,  3J552QA38C ,  3J552SA52 ,  3J552SA57 ,  3J552TA01 ,  3J552VA52W ,  3J552VA58Y

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