特許
J-GLOBAL ID:200903026872504782

カルボニル化触媒系およびそれを用いたカルボニル化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-256912
公開番号(公開出願番号):特開平9-075744
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 触媒活性および安定性の高い触媒系を用い、アセチレン系又はオレフィン系不飽和化合物を長期間に亘り安定してカルボニル化する。【解決手段】 触媒系は、周期表第VIII族金属源(例えば、Pd,Ptなど)、下記式(I)で表わされる単位を有するポリマータイプの有機ポリホスフィン、アルキルスルホン酸などの酸、及び必要に応じて電子供与性化合物で構成されている。前記触媒系の存在下、アセチレン系又はオレフィン系不飽和化合物と、一酸化炭素と、水、アルコールなどの脱離可能な水素原子を有する求核性化合物を液相系で反応させ、カルボニル化生成物(不飽和又は飽和カルボン酸やそのエステルなど)を高い転化率及び選択率で生成させる。【化1】(式中、Aは二価の炭化水素基、R1 およびR2 は、同一又は異なって、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は複素環基などを示し、互いに結合してアルキレン基を形成してもよい)
請求項(抜粋):
(1)周期表第VIII族金属源、(2)下記式【化1】(式中、Aは置換基を有していてもよい二価の炭化水素基、R1 およびR2 は、同一又は異なって、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基又は複素環基を示し、R1 およびR2は置換基を有していてもよく、互いに結合してアルキレン基を形成してもよい)で表わされる単位を有する重合体および(3)酸で構成されているカルボニル化触媒系。
IPC (4件):
B01J 31/28 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 67/38 ,  C07C 69/54
FI (4件):
B01J 31/28 Z ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 67/38 ,  C07C 69/54
引用特許:
審査官引用 (3件)

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