特許
J-GLOBAL ID:200903026881482317
車両用空気調和装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178171
公開番号(公開出願番号):特開平8-040044
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 1つのモータ4で2つの第1、第2ファン5、6を駆動する送風機3を備え、主に外気が供給される第1空気通路31および主に内気が供給される第2空気通路32のそれぞれに供給される内気と外気の割合を変化させるとともに、第1、第2空気通路31、32のそれぞれへ要求される空気量を供給する。【構成】 第1ファン5から外気が供給される第1導入通路21および第2ファン6から内気が供給される第2導入通路22の下流には、内気と外気との割合を調節して第1空気通路31および第2空気通路32へ導く空気質可変ドア23が設けられている。この空気質可変ドア23が第1、第2導入通路21、22の一方の開口面積を減少する際、モータ4は、制御装置91のモータ制御手段によって、開口面積の減少度合に応じて通電電圧を補正する。この結果、第1、第2導入通路21、22の一方の開口面積が低下して通風抵抗が上昇しても、第1、第2空気通路31、32には、要求される空気量が供給される。
請求項(抜粋):
室外空気を導入可能に設けられ、第1空気流を発生する第1ファン、室内空気を導入可能に設けられ、第2空気流を発生する第2ファン、前記第1ファンおよび第2ファンを同時に駆動する1つのモータからなる送風機と、前記第1ファンの発生した第1空気流を導入可能に設けられ、乗員の上半身へ向けて空気を吹き出させるフェイス吹出口、フロントガラスへ向けて空気を吹き出させるデフロスタ吹出口を備える第1空気通路、前記第2ファンの発生した第2空気流を導入可能に設けられ、乗員の足元へ向けて空気を吹き出させるフット吹出口を備える第2空気通路を備えるダクトと、前記第1空気通路に配置され、前記第1空気通路を通過する空気を加熱する第1加熱手段と、前記第2空気通路に配置され、前記第2空気通路を通過する空気を加熱する第2加熱手段とを備える車両用空気調和装置において、前記ダクトは、前記第1ファンが発生した第1空気流を導入する第1導入通路、前記第2ファンが発生した第2空気流を導入する第2導入通路、前記第1導入通路を通過した第1空気流を前記第1空気通路および前記第2空気通路へ分岐するとともに、前記第2導入通路を通過した第2空気流を前記第2空気通路および前記第1空気通路へ分岐する分岐部、前記第1導入通路または前記第2導入通路の一方の開口面積を減少可能に設けられた空気質可変ドアを備え、前記モータは、前記空気質可変ドアによる前記第1導入通路または前記第2導入通路の開口面積の減少に従って、前記モータの回転速度を増加するモータ制御手段によって制御されることを特徴とする車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102
, B60H 1/00
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