特許
J-GLOBAL ID:200903026882506724

ボールねじ送り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-286847
公開番号(公開出願番号):特開2001-108052
出願日: 1999年10月07日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 装置の大型化及び複雑化を招くことなく、且つ組み立て作業を比較的容易に行うことができる冷却機構を備えたボールねじ送り装置を提供する。【解決手段】 ねじ軸5の一方の端部にはサーボモータ1が結合され、ねじ軸5の中間部分にはボールナット6が取り付けられている。ねじ軸5の他方の端部にはシールリング14を介してジャケット13が取り付けられている。ジャケット13は、ハウジング7によって支持され、ジャケット13とねじ軸5の端面との間に空洞部15が形成されている。冷却液流通孔11は、ねじ軸5の中心部に形成され、空洞部15に開口し、先端が前記一方の端部近傍まで到達している。冷却液送出管12は、冷却液流通孔11の中に挿入され、冷却液を冷却液流通孔11の先端部まで送り込む。冷却液は、冷却液流通孔11と冷却液送出管12との間に形成された隙間を冷却液流通孔11の後端側に向けて流れる。
請求項(抜粋):
両端部において軸受で支持されたねじ軸と、ねじ軸の第一の端部側に結合されたサーボモータと、ねじ軸の第二の端部側に設けられ、前記軸受の一方を保持するハウジングと、このハウジングに固定され、ねじ軸の端面近傍に装着されたシールリングを介してねじ軸に取り付けられ、ねじ軸の端面を周囲から取り囲んで当該端面との間に冷却液が通過する空洞部を形成するジャケットと、ねじ軸の中心部に軸方向と平行に形成され、ねじ軸の前記第二の端部側に前記空洞部に開口する開口部を有し、その先端がねじ軸の前記第一の端部近傍まで到達する冷却液流通孔と、前記開口部から前記冷却液流通孔の中に挿入され、後端部が前記ジャケットによって支持され、先端部が冷却液流通孔の先端近傍にまで到達し、前記冷却液流通孔の内周面との間に冷却液が流れる隙間を形成する冷却液送出管と、前記冷却液送出管の後端部に接続され、冷却液を前記冷却液送出管の中に供給する冷却液供給ポートと、前記ジャケットに形成され、前記隙間の中を通過した冷却液を、前記空洞部を介して前記ジャケットの外へ排出する冷却液排出ポートと、を備えたことを特徴とするボールねじ送り装置。
IPC (2件):
F16H 25/24 ,  B23Q 11/12
FI (2件):
F16H 25/24 K ,  B23Q 11/12 D

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