特許
J-GLOBAL ID:200903026884458077

3次元整相方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064725
公開番号(公開出願番号):特開平6-249948
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 3次元方向から入射する音響ビームを、多数の音響センサを千鳥配列した面アレイを用いて受信し、その出力信号合成のために3次元整相を行なう場合に、演算処理を容易にする。【構成】 簡易俯仰整相後に、水平方向にみた時、その音響中心位置が一致するグループ別に音響センサを区分する。そして、各グループ毎に部分水平整相器を設ける。即ち2グループに分かれた場合、一方のグループの出力を部分水平整相器11-1により整相し、他方のグループの出力を部分水平整相器11-2によって整相し、その後、それぞれ音響中心の位置ずれを補正した後加算する。これによって、水平整相の際の演算テーブルは従来より多少の増加だけで済み、また演算処理の高速化もできる。
請求項(抜粋):
所定の方向から入射する音響ビームを、M×N個の音響センサをM行N列のマトリクス状に配列した面アレイにより受信して、前記各音響センサの出力を整相して合成するものにおいて、前記各列毎に、その列に属する全センサの出力を、前記所定の方向に最も近い方向になるように、相互にサンプリング時間の整数倍だけ時間軸をずらせて整相した後加算し、加算後の信号を周波数分析して、行方向にみたときその音響中心位置が一致するグループ別に、行方向に周波数領域毎の整相処理を実施して、前記各グループ毎に前記音響中心位置の基準位置からの位置ずれを位相補償により補正した後、全グループについて整相結果を加算することを特徴とする3次元整相方法。

前のページに戻る