特許
J-GLOBAL ID:200903026885295473

心電図波形のドリフト除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-218932
公開番号(公開出願番号):特開平10-057330
出願日: 1996年08月20日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 ローパスフィルタのカットオフ周波数を高い値に設定できてドリフト除去能力を高めると共にドリフト除去後の心電図波形にほとんど歪みを生じさせない心電図波形のドリフト除去装置を提供すること。【解決手段】 3点メディアンフィルタ1は、ドリフト成分を含んだ心電図波形信号xからR波とT波を除去するためのフィルタである。線形ディジタルLPF2は、3点メディアンフィルタ1の出力信号yのうちドリフト成分に対応する所定の低周波成分xd のみを通過させる。遅延回路3は、3点メディアンフィルタ1と線形ディジタルLPF2の処理に要する時間だけ心電図波形信号xを遅延させて出力する。減算器4は、遅延回路3から出力されてくる心電図波形信号xから線形ディジタルLPF2の出力信号xd を減算し、心電図波形信号xの信号成分に対応する信号xS を出力する。
請求項(抜粋):
ドリフト成分を含んだ心電図波形信号からR波とT波を除去するためのメディアンフィルタと、前記メディアンフィルタの出力信号のうち前記ドリフト成分に対応する所定の低周波成分のみを通過させるローパスフィルタと、前記メディアンフィルタと前記ローパスフィルタの処理に要する時間だけ前記心電図波形信号を遅延させて出力する遅延回路と、前記遅延回路から出力されてくる心電図波形信号から前記ローパスフィルタの出力信号を減算し、前記心電図波形信号の信号成分に対応する信号を出力する減算器とを備えることを特徴とする心電図波形のドリフト除去装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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