特許
J-GLOBAL ID:200903026890728345

再生オイルの製造方法を融合した一般廃棄物の処理方法および廃棄物処理複合システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-091962
公開番号(公開出願番号):特開平11-287418
出願日: 1998年04月03日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 一般廃棄物を処理する際に、ダイオキシン発生抑制のため焼却システムを連続して高温で安定運転でき、外部からの補助燃料を投入することなくエネルギー補完でき、なおかつゴミ処理の広域化に対応した一般廃棄物の処理方法とその施設の提供。【解決手段】 エネルギーを供給補完する廃棄物の処理方法は、一般廃棄物の処理工程(1)と再生オイルの製造工程(2)を有する。一般廃棄物の処理工程(1)は、一般廃棄物を熱分解炉において熱分解し、熱分解ガスと熱分解渣に分離し、熱分解ガスを熱分解炉をタール処理する工程、脱塩処理する工程、ガス燃焼する工程、熱分解渣を燃焼する工程、熱エネルギーを熱交換により回収する工程よりなるものである。再生オイルの製造工程(2)は、廃食油を脱水し、アルコールとエステル交換反応させ、反応生成物を軽液と重液に分離軽液を精製して再生オイルを得る工程である。
請求項(抜粋):
一般廃棄物の処理工程(1)と再生オイルの製造工程(2)を備えており、前記工程(1)と前記工程(2)の間において相互にエネルギーを供給補完する廃棄物の処理方法であって、前記一般廃棄物の処理工程(1)が、(i)a.一般廃棄物を熱分解炉において熱分解し、熱分解ガスと熱分解渣に分離する工程と、b.前記熱分解ガスを熱分解炉から取り出し、タール処理する工程と、c.タール処理した熱分解ガスを脱塩処理する工程と、d.脱塩処理した熱分解ガスをガス燃焼炉で燃焼する工程と、e.熱分解ガスの燃焼によって発生する熱エネルギーを熱交換により回収する工程と、を含む一般廃棄物より分離された前記熱分解ガスの処理工程と、(ii)f.前記工程aにおいて一般廃棄物の熱分解後に分離された前記熱分解渣を燃焼する工程と、g.熱分解渣の燃焼によって発生する熱エネルギーを熱交換により回収する工程と、を含む一般廃棄物より分離された前記熱分解渣の処理工程と、を具えており、前記再生オイルの製造工程(2)が、(iii )廃食油に含まれる水分を除去する工程と、(iv)該水分除去された廃食油を、アルカリ触媒によってアルコールとエステル交換反応させる工程と、(v)エステル交換反応によって得られる反応生成物を軽液と重液に分離する工程と、(vi)得られた軽液を精製して再生オイルを得る工程と、を具えることを特徴とする廃棄物の処理方法。
IPC (11件):
F23G 5/027 ZAB ,  B01D 53/02 ,  B01D 53/14 102 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C10K 1/00 ,  C10L 1/04 ,  C11B 13/00 ,  F23G 5/16 ZAB ,  F23G 5/46 ZAB ,  C11C 3/10
FI (12件):
F23G 5/027 ZAB Z ,  B01D 53/02 Z ,  B01D 53/14 102 ,  C10K 1/00 ,  C10L 1/04 ,  C11B 13/00 ,  F23G 5/16 ZAB Z ,  F23G 5/46 ZAB Z ,  C11C 3/10 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 G ,  B09B 3/00 303 H

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