特許
J-GLOBAL ID:200903026891854735

ポリイミド系複合材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 正太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263174
公開番号(公開出願番号):特開平9-118823
出願日: 1987年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性、耐薬品性、機械強度に優れ、かつ成形加工性に優れたポリイミド系複合材料を提供することである。【解決手段】 下記式(1)【化1】(式中、Xは炭素数1乃至10の二価の炭化水素基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基およびスルホニル基から成る群より選ばれた基を表わし、Y1 、Y2 、Y3 およびY4 は夫々独立に水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素および臭素からなる群より選ばれた基を表わす。)で表わされるジアミンを用い、下記式(II)【化2】(式中、Rは4価の基を表わす。)で表わされるテトラカルボン酸二無水物を、下記式(III)【化3】(式中、Zは2価の基を表わす。)で表わされるジカルボン酸無水物の存在下に反応させて得られるポリイミドと繊維状補強材とからなるポリイミド系複合材料。
請求項(抜粋):
ジアミンとテトラカルボン酸二無水物とを反応させて得られるポリアミド酸を熱的または化学的にイミド化させて製造されるポリイミドと、繊維状補強材とからなるポリイミド系複合材料において、該ポリイミドが、(イ)ジアミンとして下記式(I)【化1】(式中、Xは炭素数1乃至10の二価の炭化水素基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基およびスルホニル基から成る群より選ばれた基を表わし、Y1 、Y2 、Y3 およびY4 は夫々独立に水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素および臭素からなる群より選ばれた基を表わす。)で表わされるジアミンを用い、(ロ)テトラカルボン酸二無水物として下記式(II)【化2】(式中、Rは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基から成る群より選ばれた4価の基を表わす。)で表わされるテトラカルボン酸二無水物を用い、(ハ)反応が下記式(III)【化3】(式中、Zは単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基から成る群より選ばれた2価の基を表わす。)で表わされるジカルボン酸無水物の存在のもとに行われ、(ニ)かつテトラカルボン酸二無水物はジアミン1モル当り0.9 ないし1.0 モル比の量を、ジカルボン酸無水物はジアミン1モル当り0.001 ないし1.0 モル比の量を用い、製造される下記式(IV)【化4】(式中、X,Y1 ,Y2 ,Y3 ,Y4 およびRは前記に同じ。)で表わされる繰り返し単位を基本骨格として有するポリイミドである、ポリイミド系複合材料。
IPC (4件):
C08L 79/08 LRB ,  C08G 73/10 NTE ,  C08J 5/04 CFG ,  C08K 7/02
FI (4件):
C08L 79/08 LRB ,  C08G 73/10 NTE ,  C08J 5/04 CFG ,  C08K 7/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-220530
  • 特開昭62-236858
  • 特公昭38-005997
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