特許
J-GLOBAL ID:200903026902244519

見えない引裂シームを含む注型一体型光安定性被覆を備える装飾的自動車内装品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-503446
公開番号(公開出願番号):特表2002-504044
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】自動車の車室内の一部を形成すると共に二次的拘束システムを隠すために自動車に取り付け可能なパネル状構造体を含む物品と、かかる物品を製造する方法が開示される。この方法によれば、外部層が第1の金型面上で作られ、この外部層の外部面は、不透明な視覚的外観と、この第1の金型面に対して相補的な形状とを有する。注型組成物が、外部層の内側面上に回転注型されて、長尺状の構造的に弱められた引裂シームに沿ってゲルの厚さを制限しながら、所定の厚さの内部層が形成される。次いで、注型組成物が溶融される。この外部層及び内部層は、集合的に層状複合構造体を画定し、外部層が内部層の厚さの変化に影響を受けない外部面に対して同様の不透明な視覚的外観を呈することで、構造的に弱められた引裂シームが見えないように隠される。複合構造体は、少なくとも一つのドアを有する強化基体と結合され、構造的に弱められた引裂シームは、ドアが作動したときに破断するようにドアと協動的に関連する。
請求項(抜粋):
自動車の車室内の一部を形成すると共に二次拘束システムを隠すように構成された、自動車に取り付け可能なパネル状構造体を製造する方法であって、前記パネル状構造体が、層状複合構造体と少なくとも一つの可動ドアを含む強化基体とを有し、前記パネル状構造体を自動車内に取り付ける時に、前記強化基体が自動車の車室内から隠され、前記層状複合構造体が、前記パネル状構造体の少なくとも部分的に露呈された外部面の少なくとも一部を画定する外部層と内部層とを含み、前記製造方法が、 第1の金型面上で外部層を形成するステップを含み、前記外部層の外側部が、不透明な視覚的外観と前記第1の金型面に対して相補的な形状とを有し、 外部層の内側面上に少なくとも一つのベースポリマーを含む注型組成物を回転注型するステップを含み、長尺状の構造的に弱められ部分に沿ってゲルの厚さを制限しながら、前記第1の金型面上に所定の厚さのゲルを形成し、次いで、前記注型組成物を溶融して、前記外部層に隣接する、厚さを減らした構造的に弱められた部分を備える内部層を形成し、前記外部層及び前記内部層が共に、層状複合構造体を画定し、前記外部層が前記内部層の厚さの変化にも影響を受けない外側面に対して同様の不透明な視覚的外観を呈することにより、前記パネル状構造体を自動車に取り付けた時に、構造的に弱められた部分が見えないように隠され、 強化基体が外部層を強化するように、層状複合構造体を強化基体に結合するステップを含み、前記パネル状構造体を自動車に取り付ける時に、前記二次的拘束システムの作動により、車輌の乗客室にドアが変位され、構造的に弱められた部分の少なくとも一部に沿って層状複合構造が破断し、二次的拘束システムのエアバッグを車輌の乗客室部内に展開させる通路が作られるように、内部層の構造的に弱められた部分が、可動ドアと協動関係となるように構成及び配置される、ことを特徴とする製造方法。
IPC (3件):
B60R 21/20 ,  B29C 37/00 ,  B29C 41/22
FI (3件):
B60R 21/20 ,  B29C 37/00 ,  B29C 41/22

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