特許
J-GLOBAL ID:200903026903185150

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-057860
公開番号(公開出願番号):特開平7-266838
出願日: 1994年03月28日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 運転席側と助手席側への温調能力が、それぞれ温度調節手段での温調域より低い状態で、一方の設定温度が他方の設定温度よりも高く設定された場合に、一方の吹出温度を他方の吹出温度よりも高い温度の空気を吹き出させて、操作フィーリングを向上させる。【構成】 制御装置50にプログラムされた低温側補正手段65は、運転席側と助手席側の目標吹出温度が、それぞれ温度調節手段での温調域より低く、且つ一方の目標吹出温度が所定温度ホット側に操作して初めて吹出温度が変化すると判断した場合、高い温度を要求する側の目標吹出温度を、他方のエアミックスダンパを開くように補正する。この結果、高い温度を要求する側へ、高い温度の空気が吹き出され、乗員の操作フィーリングが大変向上する。
請求項(抜粋):
(a-1)室内の第1空調ゾーンへ向けて空気を吹き出す第1空気通路と、(b-1)この第1空気通路に設けられ、通過する空気の温度を変化させる第1熱交換器と、(c-1)前記第1空気通路から吹き出される空気の温度を調節する第1温度調節手段と、(d-1)前記第1空調ゾーンとは異なった第2空調ゾーンへ向けて空気を吹き出す第2空気通路と、(e-1)この第2空気通路に設けられ、通過する空気の温度を変化させる第2熱交換器と、(f-1)前記第2空気通路から吹き出される空気の温度を調節する第2温度調節手段と、(g-1)前記第1空調ゾーンの温度を設定する第1温度設定手段と、(h-1)この第1温度設定手段に基づき、前記第1空気通路から吹き出される第1目標吹出温度を算出する第1目標温度演算手段と、(i-1)この第1目標温度演算手段の算出した第1目標吹出温度に基づいて前記第1温度調節手段を制御して、前記第1空気通路より吹き出される空気の温度を可変させる第1温度制御手段と、(j-1)前記第2空調ゾーンの温度を設定する第2温度設定手段と、(k-1)この第2温度設定手段に基づき、前記第2空気通路から吹き出される第2目標吹出温度を算出する第2目標温度演算手段と、(l-1)この第2目標温度演算手段の算出した第2目標吹出温度に基づいて前記第2温度調節手段を制御して、前記第2空気通路より吹き出される空気の温度を可変させる第2温度制御手段と、(m-1)前記第1目標温度演算手段の算出する前記第1目標吹出温度が前記第1温度調節手段で温度調節可能な調節域の範囲よりも低く、前記第2目標温度演算手段の算出する前記第2目標吹出温度が前記第2温度調節手段で温度調節可能な調節域の範囲よりも低く、さらに、一方の目標吹出温度が、一方の設定温度を所定度数ホット側に操作して初めて一方の温度調節手段で吹出温度の調節域に達する低い値である場合に、他方の設定温度が前記一方の設定温度よりも前記所定度数より少ない度数ホット側に設定されると、他方の目標吹出温度を他方の温度調節手段で吹出温度の調節域に達するように補正する低温側補正手段とを備えた空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 103

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