特許
J-GLOBAL ID:200903026906649254

液体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-248578
公開番号(公開出願番号):特開2009-078415
出願日: 2007年09月26日
公開日(公表日): 2009年04月16日
要約:
【課題】2つのキャリッジを互いに逆方向に移動させることで振動の軽減或いは防止を図る構成において、2つのキャリッジを駆動するモータの負荷の均一化を図り、もって良好な記録品質を得ること。【解決手段】第1キャリッジ1Aと第2キャリッジ1Bは逆方向に移動するよう構成され、第1インクチューブ3Aの湾曲反転部Raと第1キャリッジ1Aとの距離Laが最も短いときには、第2インクチューブ3Bの湾曲反転部Rbと第2キャリッジ1Bとの距離Lbが最も長くなり、また距離Laが最も長いときには、距離Lbが最も短くなる。このため、第1キャリッジ1Aと第1ガイド軸4Aとの間に生じる摩擦力と、第2キャリッジ1Bと第1ガイド軸4Bとの間に生じる摩擦力と、のこれらの合力が、キャリッジ位置に拘わらず一定となり、モータ負荷が均一化されて良好な記録品質を得ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも2つのプーリ間に係回され、モータの動力により駆動される無端ベルトと、 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備え、前記無端ベルトの一部に固定される第1キャリッジと、 前記第1キャリッジを、その移動方向にガイドする第1ガイド部材と、 前記第1キャリッジから独立した液体貯留部と前記第1キャリッジの液体噴射ヘッドとを接続する可撓性を備えた液体チューブであって、前記第1キャリッジから、前記第1キャリッジのいずれか一方の移動方向に向かって延出した後、湾曲反転して逆方向に向かって延びる第1液体チューブと、 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備え、前記無端ベルトの一部に固定される第2キャリッジと、 当該第2キャリッジを、その移動方向にガイドする第2ガイド部材と、 前記液体貯留部と前記第2キャリッジの液体噴射ヘッドとを接続する可撓性を備えた液体チューブであって、前記第2キャリッジから、前記第2キャリッジのいずれか一方の移動方向に向かって延出した後、湾曲反転して逆方向に向かって延びる第2液体チューブと、を設け、 前記第2キャリッジを、前記第1キャリッジがその往復動領域のいずれか一方側の端部に位置するときに、他方側の端部に配置するとともに、前記第1キャリッジの動作方向とは逆方向に動作するよう前記無端ベルトに固定し、 前記第2液体チューブの延出方向を、前記第1液体チューブの延出方向と同じとしたことを特徴とする液体噴射装置。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/175 ,  B41J 19/18
FI (3件):
B41J3/04 101Z ,  B41J3/04 102Z ,  B41J19/18 G
Fターム (10件):
2C056EA07 ,  2C056EA26 ,  2C056FA10 ,  2C056HA38 ,  2C056KB15 ,  2C480CA01 ,  2C480CA16 ,  2C480CB02 ,  2C480DA01 ,  2C480DB02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • インクジェット式記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-321063   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • プリンタ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-148472   出願人:キヤノン株式会社
  • インクジェット式記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-017932   出願人:松下電器産業株式会社
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