特許
J-GLOBAL ID:200903026916773433

鉄道車両用かご形誘導電動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-033881
公開番号(公開出願番号):特開平5-236690
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】鉄道車両用の高速誘導電動機で、高速時に回転子のローターバーによるダクト騒音が問題となっている。ローターバーのダクト騒音は回転子を通過する冷却風の一部がローターバー間のラジアル方向に流れるが、この流れがステーターコイルのコイルエンド部と干渉し騒音を発生するものである。そこで、この騒音を風量を絞って低減すると共に、ローターバーの温度上昇を押えた電動機を得ることである。【構成】エンドリングと鉄心押えとのすき間をほぼ零にし、風下側には鉄心押さえにラジアルダクトを設け、これにローター内のダクトを通ってきた冷却風を分流させてローターバーを冷却する。
請求項(抜粋):
電動機フレームの一端にある空気取入口より導入した冷却風が、ステータコイルとエンドリングとの間、エンドリングとロータの鉄心押さえとのすき間などを経て、ステータとロータ間を通過する経路、及びロータ内の通風ダクトを通過する経路などを経て、他端風下側の排風口より排出される鉄道車両用かご形誘導電動機において、前記ロータの鉄心押えとエンドリングとのすき間をほぼ零となすと共に、風下側のロータの鉄心押えのロータ鉄心との境界面に、各ロータバーの真下に位置するラジアルダクトを設け、更に、上記各ロータバー間にくし状のフィンを設けたことを特徴とする鉄道車両用かご形誘導電動機。
IPC (4件):
H02K 1/32 ,  H02K 9/02 ,  H02K 17/16 ,  B60L 15/00

前のページに戻る