特許
J-GLOBAL ID:200903026919419924
音声規則合成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-126818
公開番号(公開出願番号):特開平6-337691
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】アクセント型を誤って音声合成された語を利用者が正しく発声するだけで、辞書中の該当語のアクセント型を自動的に変更できるようにする。【構成】音声合成による読み上げの対象となったテキストを記憶部1に、音声合成に用いた音韻情報をバッファ10に保存すると共に、テキスト読み上げ時に語のアクセント型を誤った場合に利用者が該当する語を正しく発声すると、その音声を音声入力部12により取り込んで入力音声分析部13にて分析してその音韻情報を求め、その音韻情報に類似した部分をマッチング部14によりバッファ10内の音韻情報の中から検出し、その類似部分に相当する語を記語抽出部15により記憶部1内のテキストから抽出し、この抽出語に対する日本語辞書3中のアクセント情報を、入力音声に基づいてアクセント型推定部16が推定したアクセント型に、辞書変更部17により変更する構成とする。
請求項(抜粋):
語のアクセント情報を含む辞書を備え、入力されたテキストに対して前記辞書を用いて言語解析を行い、その解析結果に従って読みとアクセントを生成し、この読みからは音韻情報を、アクセントからは韻律情報をそれぞれ生成し、これらの情報に従って任意の音声を合成する音声規則合成装置において、前記入力テキストを記憶するためのテキスト記憶手段と、前記音声合成に用いられた音韻情報を記憶するための音韻情報記憶手段と、音声を入力するための音声入力手段と、この音声入力手段により入力された音声を分析して入力音声の音韻情報を求める入力音声分析手段と、前記音韻情報記憶手段に記憶されている音韻情報の中で、前記入力音声分析手段により求められた入力音声の音韻情報と類似した部分を検出する音韻情報マッチング手段と、この音韻情報マッチング手段により検出された類似音韻情報部分に相当する語を、前記テキスト記憶手段に記憶されている入力テキストから抽出する語抽出手段と、前記音声入力手段により入力された音声のアクセント型を推定するアクセント型推定手段と、このアクセント型推定手段により推定されたアクセント型に応じて、前記語抽出手段により抽出された語に対する前記辞書中のアクセント情報を変更する辞書変更手段とを具備することを特徴とする音声規則合成装置。
IPC (2件):
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