特許
J-GLOBAL ID:200903026931833809

超音波探触子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005032
公開番号(公開出願番号):特開平10-192277
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 近距離における良好な厚み方向音場特性と中〜遠距離における良好なサイドローブ特性とを両立することができる超音波探触子を提供する。【解決手段】 アレイ振動子10は、アレイ方向中央部から両端部に向かって幅が徐々に小さくなる形状となっている。アレイ方向中央部の圧電素子は、厚み方向中央の内列圧電素子12と、その両側の外列圧電素子14とに分割されている。そして、エコー受信時に、アレイ方向の可変開口処理に連動して、各外列圧電素子14の受信信号に与える重みを、近距離の観測では小さく、遠距離の観測では大きく、といった具合に観測距離に応じて動的に変化させる。これにより、近距離受信時には、アレイ方向及び厚み方向の両方について開口サイズが小さくなるので、近距離の音場特性が向上する。遠距離受信時には、アレイ振動子全体で受信されるため、アレイ振動子の外形形状によるサイドローブ低減効果が得られる。
請求項(抜粋):
複数個の圧電素子がアレイ方向に配列されてなるアレイ振動子を有する超音波探触子において、前記アレイ振動子におけるアレイ方向中央部の各圧電素子を、前記アレイ方向に垂直な厚み方向について少なくとも3列の微小圧電素子に分割し、前記アレイ方向中央部の各微小圧電素子の受信信号に対してそれぞれ重み付けを行うと共に、前記重み付けにおける各微小圧電素子に対する重みを、前記厚み方向について両端側ほど小さく、かつ観測対象までの距離が近くなるほど小さくなるよう動的に制御することを特徴とする超音波探触子。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/24 502 ,  H04R 17/00 332
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/24 502 ,  H04R 17/00 332 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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