特許
J-GLOBAL ID:200903026934388180

4-フェニル-4-ヘテロアリールピペリジン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-044911
公開番号(公開出願番号):特開2000-247969
出願日: 2000年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 オピオイド受容体のリガンドとしての有用性を有する4-フェニル-4-ヘテロアリールピペリジン誘導体を提供する。【解決手段】 下記一般式I:で表される化合物、そのような化合物を含む医薬組成物;及びそのような化合物の神経障害及び胃腸障害の治療への使用。化合物の具体的一例を示すと、2-[1-ベンジル-4-(3-メトキシ-フェニル)-ピペリジン-4-イル]-ピリミジン-5-カルボン酸ジエチルアミドになる。
請求項(抜粋):
次式:【化1】{式中、X及びYは独立して酸素、窒素、硫黄及びCHから選ばれ、但し、X及びYを含む環は芳香族性であり、並びにX及びYは両方ともが酸素又は硫黄であることはなく;( )nは(CH2)nを意味し、nは0又は1であり;R1は水素、(C0〜C8)アルコキシ-(C0〜C8)アルキル-[このとき炭素原子の総数は8以下である]、アリール、アリール-(C1〜C8)アルキル-、ヘテロアリール、ヘテロアリール-(C1〜C8)アルキル-、ヘテロサイクリック、ヘテロサイクリック-(C1〜C8)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル-、又は(C3〜C7)シクロアルキル-(C1〜C8)アルキルであり、このとき前記アリール及び前記アリール-(C1〜C8)アルキル-のアリール部分は独立して、フェニル及びナフチルから選ばれ、前記ヘテロアリール及び前記ヘテロアリール-(C1〜C8)アルキル-のヘテロアリール部分は独立して、ピラジニル、ベンゾフラニル、キノリル、イソキノリル、ベンゾチエニル、イソベンゾフリル、ピラゾリル、インドリル、イソインドリル、ベンズイミダゾリル、プリニル、カルバゾリル、1,2,5-チアジアゾリル、キナゾリニル、ピリダジニル、ピラジニル、シンノリニル、フタラジニル、キノキサリニル、キサンチニル、ヒポキサンチニル、プテリジニル、5-アザシチジニル、5-アザウラシリル、トリアゾロピリジニル、イミダゾロピリジニル、ピロロピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、フラニル、ピラゾリル、ピロリル、テトラゾリル、トリアゾリル、チエニル、イミダゾリル、ピリジニル及びピリミジニルから選ばれ;このとき前記ヘテロサイクリック及び前記ヘテロサイクリック-(C1〜C8)アルキル-のヘテロサイクリック部分は、飽和又は不飽和の非芳香族性の単環式系若しくは二環式環系から選ばれ、このとき前記単環式環系は4〜7個の環炭素原子を含み、そのうちの1〜3個はO、N又はSで置換されていてもよく、前記二環式環系は7〜12個の環炭素原子を含み、そのうちの1〜4個はO、N又はSで置換されていてもよく;そして、R1のアリール、ヘテロアリール又はヘテロサイクリック部分のいずれもハロ、1〜7個のフッ素原子で置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシ、アセチル、アミノ、シアノ、ニトロ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ及び[(C1〜C6)アルキル]2アミノから独立して選ばれた1〜3個の置換基又は1〜2個の置換基で置換されていてもよく、R1のアルキル部分のいずれも1〜7個のフッ素原子で置換されていてもよく;R2は水素、アリール、ハロ、ヘテロアリール、ヘテロサイクリック、SO2R4、COR4、CONR5R6、COOR4又はC(OH)R5R6であり、このとき各R4、R5及びR6は独立して、前述のR1のように定義されるか、又はR5及びR6はこれら両方が結合している炭素又は窒素と一緒になって、O、N及びSから独立して選ばれた0〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の飽和環を形成し、このとき前記アリール、ヘテロアリール、及びヘテロサイクリックは前述のR1の定義中でそれらの用語が定義されたように定義され、R2のアリール、ヘテロアリール及びヘテロサイクリック部分のいずれもハロ、1〜7個のフッ素原子で置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシ、アセチル、アミノ、シアノ、ニトロ、1〜7個のフッ素原子で置換されていてもよい(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルキルアミノ及び[(C1〜C6)アルキル]2アミノから独立して選ばれた1〜3個の置換基で置換されていてもよく;R3は、ヒドロキシ、-(C1〜C6)アルキル-OH、-(C1〜C6)アルキル-(C1〜C6)アルコキシ、NHSO2R7、C(OH)R7R8、ハロ、又は前述のR1で定義したようなヘテロアリール、又はCONHR7であり、式中、R7及びR8は、同じ又は異なり、水素、(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシ、及び炭素原子の総数が4以下の(C1〜C4)アルコキシ-(C1〜C4)アルキルから選ばれ、このときR7及びR8のアルキル部分のいずれも1〜7個のフッ素原子で置換されていてもよく;及びZ1は、水素、ハロ又は(C1〜C5)アルキルであり;但し、式Iのヘテロサイクリック又はヘテロアリール部分のいずれも2個の隣接した環酸素原子及び環窒素原子又は環硫黄原子に隣接した環酸素原子は存在しない}化合物及びその医薬として許容しうる塩。
IPC (20件):
C07D401/04 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/506 ,  A61P 1/00 ,  A61P 9/00 ,  A61P 11/00 ,  A61P 11/06 ,  A61P 13/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/02 ,  A61P 25/04 ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/08 ,  A61P 43/00 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D211/30 ,  C07D239/26 ,  C07D401/14 ,  C07D405/14 ,  C07D413/14
FI (20件):
C07D401/04 ,  A61K 31/496 ,  A61K 31/506 ,  A61P 1/00 ,  A61P 9/00 ,  A61P 11/00 ,  A61P 11/06 ,  A61P 13/00 ,  A61P 17/06 ,  A61P 19/02 ,  A61P 25/04 ,  A61P 29/00 ,  A61P 37/08 ,  A61P 43/00 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D211/30 ,  C07D239/26 ,  C07D401/14 ,  C07D405/14 ,  C07D413/14

前のページに戻る