特許
J-GLOBAL ID:200903026934444200

携帯電話装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-317435
公開番号(公開出願番号):特開平6-164479
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】冒頭部から明瞭かつ音質劣化が無い再生音を得ることができるディジタル方式の携帯電話装置の提供を目的にする。【構成】通話時に、音声符号化器2で符号化された符号化音声データは、先頭フレーム符号化時の音声符号化器2の内部状態情報が付加されてメモリMに記憶され、また高周波部3で復調された通話相手の符号化音声データは音声復号化器4で復号化されるとともにメモリMに先頭フレーム復号化時の音声復号化器4の内部状態情報を付加されて記憶される。記憶した2系統の符号化音声データは記憶したそれぞれの内部状態情報を利用して各先頭フレームが復号化される。
請求項(抜粋):
送話側において、マイクロフォンから入力され、A/D変換された音声信号がフレーム毎に符号化されて符号化音声データに変換される音声符号化器と、受話側において符号化音声データがフレーム毎に復号化されてディジタル音声信号に逆変換される音声復号化器と、通話時に基地局から送られてくる変調された符号化音声データが復調され、並びに基地局へ送信する符号化音声データが変調される高周波部と、前記音声復号化器で復号化され、D/A変換された音声信号が再生されるスピーカとを具備する携帯電話装置において、前記音声符号化器で符号化された送話側の符号化音声データ、並びに前記高周波部で復調された受話側の符号化音声データからなる2系統の符号化音声データが記憶される記憶手段を具備し、前記送話側の符号化音声データが記憶されるとき、記憶される送話側の符号化音声データ以前の符号化処理結果である記憶開始時点での前記音声符号化器の内部状態情報が記憶され、前記受話側の符号化音声データが記憶されるとき、記憶される受話側の符号化音声データ以前の復号化処理結果である記憶開始時点での前記音声復号化器の内部状態情報が記憶され、前記記憶された2系統の符号化音声データが再生されるとき、前記記憶された送話側の音声符号化データは、先頭フレームが前記記憶開始時点での音声符号化器の内部状態情報に基づいて復号化され、前記記憶された受話側の符号化音声データは、先頭フレームが前記記憶開始時点での音声復号化器の内部状態情報に基づいて復号化されることを特徴とする携帯電話装置。
IPC (2件):
H04B 7/26 109 ,  H04B 14/04

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