特許
J-GLOBAL ID:200903026935517413

セラミックイオン輸送膜用の混成導電性立方晶ペロブスカイト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-023737
公開番号(公開出願番号):特開2000-233120
出願日: 2000年02月01日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 酸素分離器用のセラミック膜部材を提供する。【解決手段】 本発明のセラミック膜部材は、構造式A1-xA’xB1-yB’yO3-z[式中、Aはランタニド元素であり、A’は適当なランタニド元素ドーパントであり、Bはチタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛及びこれらの混合物よりなる群から選択され、B’は銅であり、xは0.4〜0.8であり、yは0.1〜0.9であり、そしてzは>0である(そして、化学量論から決定される)]によって表わされるセラミック物質から形成される。Bがコバルトを0.1よりも多い量で含むときには、含められる鉄含有量は0.05未満である。かかる膜部材は、比較的低い温度においてしかも約600°Cで検出される流束でそれを通して酸素イオンを選択的に輸送する。これは、酸素分離器を、900°Cを超えた操作温度を有する場合が多い従来の分離器よりも低い温度で操作するのを可能にする。セラミックへの第二相の添加よって、機械的安定性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
25〜950°Cの温度範囲にわたって空気中において実質上安定であり、そして構造式A1-xA’xB1-yB’yO3-z[式中、Aはランタニド元素であり、A’は適当なランタニド元素ドーパントであり、Bはチタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛及びこれらの混合物よりなる群から選択され、ここで該混合物の鉄含量はコバルトが0.1よりも多い量で存在するときには0.05未満であり、B’は銅であり、xは0.4〜0.8であり、yは0.1〜0.9であり、そしてzは>0であって、化学量論から決定される]によって表わされる実質上立方晶のペロブスカイト構造物質より本質上なる酸素分離装置用セラミック膜部材。
IPC (4件):
B01D 71/02 500 ,  C01G 51/00 ,  C04B 35/00 ,  C04B 35/50
FI (4件):
B01D 71/02 500 ,  C01G 51/00 A ,  C04B 35/50 ,  C04B 35/00 H

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