特許
J-GLOBAL ID:200903026942603333

クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-236210
公開番号(公開出願番号):特開平8-100827
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 中立位置において軸2を2方向に空転可能な機能を有する簡易な構造のクラッチを提供する【構成】 中立位置において、ローラ3は保持器4に装着されたバネ部材5の第1舌片5aの弾性力と第2舌片5bの弾性力とが釣り合う位置に保持され、くさび隙間から離脱する。この時、第1舌片5aの弾性定数が第2舌片5bの弾性定数よりも大きいので、ローラ3はややくさび隙間側に近い位置で保持され、カム面1aとは接触、軸2の外周面2aとは非接触になる。そのため、軸2が外輪1に対して2方向に空転可能になる。
請求項(抜粋):
外側回転部材の内周面及び内側回転部材の外周面のうち一方の周面に形成され、他方の周面と1方向にくさび隙間を形成するカム面と、前記カム面と他方の周面とで形成される空間に配されたトルク伝達部材と、前記トルク伝達部材を保持する保持器と、前記保持器とトルク伝達部材との間に介在し、前記トルク部材をカム面のくさび隙間側に向けて押圧する第1の弾性体および反くさび隙間側に向けて押圧する第2の弾性体とを有し、かつ、前記第1の弾性体の弾性定数の大きさが前記第2の弾性体の弾性定数の大きさ以上であることを特徴とする1方向クラッチ。

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