特許
J-GLOBAL ID:200903026949267320

蓄熱式燃焼バーナシステムの燃焼制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318760
公開番号(公開出願番号):特開平8-178267
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】排気系機器の長寿命化を図ることが可能な蓄熱式燃焼バーナシステムの燃焼制御方法を提供する。【構成】予め、蓄熱体6、7から排出される排ガスの温度を露点温度まで低下させない最低限度の炉内の排ガス温度を、第1下限設定値Tmin として設定している。そして、温度検出手段32の検出温度Tが、第1下限設定値Tmin を上回ったときに、非燃焼側のバーナから炉内の排ガスを非燃焼側の蓄熱体に導入して熱交換を行いながら各バーナを交互に切換え燃焼させる蓄熱再生燃焼を行う。また、検出温度Tが第1下限設定値以下となったときに、蓄熱体への排ガス導入を停止して前記排気系機器36、37によって炉内の排ガスを外部に排出しつつ、空気供給管兼排ガス排出管から供給される冷却空気と燃料との混合により各バーナを同時に燃焼状態とする冷風連続燃焼を行う。
請求項(抜粋):
炉内に配設した少なくとも一対のバーナと、各バーナに接続された燃料供給管及び空気供給管兼排ガス排出管と、前記空気供給管兼排ガス排出管の途上に介装された蓄熱体と、前記炉内の排ガス温度を検出する温度検出手段と、炉内の排ガスを前記蓄熱体に導入せずに炉の外部に直接排出する排気手段とを備えた蓄熱式燃焼バーナシステムにおいて、予め、前記蓄熱体と熱交換された排ガスの温度が煙突先端において露点以下まで低下しない最低限度の炉内の排ガス温度を、第1下限設定値として設定しておき、前記温度検出手段の検出温度が、前記第1下限設定値を上回ったときに、非燃焼側のバーナから炉内の排ガスを非燃焼側の蓄熱体に導入して熱交換を行いながら各バーナを交互に切換え燃焼させる蓄熱再生燃焼を行い、前記検出温度が前記第1下限設定値以下となったときに、蓄熱体への排ガス導入を停止して前記排気手段により炉内の排ガスを外部に排出しつつ、空気供給管兼排ガス排出管から供給される冷却空気と燃料との混合により各バーナを同時に燃焼状態とする冷風連続燃焼を行うことを特徴とする蓄熱式燃焼バーナシステムの燃焼制御方法。
IPC (3件):
F23N 5/02 345 ,  F23D 14/66 ,  F23L 15/02

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