特許
J-GLOBAL ID:200903026953757367
地図補正システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-087425
公開番号(公開出願番号):特開2001-273510
出願日: 2000年03月27日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 従来の技術では、歴史地図と現在地図との照合を容易に行うことができない。【解決手段】 目標物設定制御部12により、神社仏閣などの歴史的な建造物や地形特性など、歴史の経過によって地理的な位置が変化しにくい、歴史地図と現在地図で共通するポイントを「目標物(代表、近傍)」としてマークして目標物管理ファイル23に保存しておき、歴史地図変形制御部14により、この目標物の座標を両地図で取得して関連付けすることにより、歴史地図が現在地図と同一の縮尺と方位になるよう自動的に調整する。
請求項(抜粋):
記憶装置と中央処理装置を具備したコンピュータを用いて、位置が不正確な歴史地図上の各表記物の表記位置を、該歴史地図の表記領域を含み位置が正確な現在地図に基づき補正するシステムであって、上記歴史地図と上記現在地図の双方に表記される予め定められた表記物(代表目標物X)の上記歴史地図での位置情報を取得して上記記憶装置に格納する第1の処理手段と、上記歴史地図で表記されるが上記現在地図で表記されない表記物(対象物)の上記歴史地図での位置情報、および、該対象物の近傍で上記歴史地図とに表記され且つ上記現在地図にも表記される表記物(代表目標物Y)の上記歴史地図での位置情報を取得し、上記代表目標物Yと上記対象物とを結ぶ線分Aおよび該線分Aの長さLAを求めて各位置情報と共に上記記憶装置に格納する第2の処理手段と、上記記憶装置から上記代表目標物Xおよび上記代表目標物Yの上記歴史地図での各位置情報を読み出し、上記代表目標物Xと上記代表目標物Yとを結ぶ線分Bおよび該線分Bの長さLBを求めて上記記憶装置に格納する第3の処理手段と、上記記憶装置から上記線分Aと上記線分Bを読み出し、該線分Aと該線分Bとの角度αを求めて上記記憶装置に格納する第4の処理手段と、上記現在地図における上記代表目標物Xと上記代表目標物Yの各位置情報を取得し、該代表目標物Xと代表目標物Yとを結ぶ線分B’および該線分B’の長さLB’を求めて上記記憶装置に格納する第5の処理手段と、上記記憶装置から上記線分Aの長さLAと上記線分Bの長さLBと上記角度αおよび上記線分B’の長さLB’を読み出し、上記現在地図において上記線分B’と上記角度αをなして上記代表目標物Yから延びる線A’上の、長さLA’=長さLA×長さB/長さB’となる位置情報を求めて上記記憶装置に格納する第6の処理手段と、該第6の処理手段で求めた位置情報および上記第5の処理手段で取得した上記現在地図における上記代表目標物Xと代表目標物Yの各位置情報に、上記歴史地図における上記代表目標物Xと代表目標物Yおよび上記対象物の各位置情報を変換する第7の処理手段とを有することを特徴とする地図補正システム。
IPC (2件):
G06T 11/60 300
, G09B 29/00
FI (3件):
G06T 11/60 300
, G09B 29/00 Z
, G09B 29/00 A
Fターム (11件):
2C032HB02
, 2C032HB05
, 2C032HB11
, 2C032HC24
, 5B050BA17
, 5B050DA10
, 5B050EA07
, 5B050EA13
, 5B050FA02
, 9A001HH24
, 9A001JJ11
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