特許
J-GLOBAL ID:200903026961957847

スィーベル接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-073901
公開番号(公開出願番号):特開平9-264481
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 取付部材の軸方向を中心とした任意の角度から複数のホースの接続取り出しが可能でかつ取付部材の強度が損なわれないスィーベル接続装置を提供する。【解決手段】 スィーベル接続装置は、取付部材10の嵌合外周壁部15に複数のホース継手20が回転自在に挿着されているので、取付部材の軸方向を中心とした任意の角度から複数のホース40を取り出すことができる。取付部材を雄ネジ14により相手部材に螺合させるときには、雄ネジに隣接するナット部13を用いて回動させればよく、これにより機械的強度の弱い嵌合外周壁部に捻れ力が加わることもないので、取付部材の強度が弱められることがなく、その信頼性も維持される。ホース継手は、嵌合外周壁部の端部に着脱自在に取り付けられた抜け止めのC形止め輪19aにより止められているので、いずれかのホース継手に不具合が生じたときにも、簡単に交換できる。
請求項(抜粋):
複数の可撓性ホースをそれぞれ相手部材に回動自在に接続するためのスィーベル接続装置であって、目玉部を有する複数のホース継手と、中央孔を有し、少なくとも一端にナット部を備えた第1の端部と、他端に該複数のホース継手の該目玉部に形成された貫通孔を回動可能に挿通せしめたストレートに延びる嵌合外周壁を備えた第2の端部とを具備した軸に沿って延びる筒状の取付部材と、該筒状の取付部材の該嵌合外周壁の先部に着脱可能に係止された係止部材と、からなり、前記筒状の取付部材の前記第1の端部はその外周又は内周に前記相手部材と螺合するネジ部を備え、前記第2の端部はその後部に前記嵌合外周壁よりも半径方向外側に突出した肩部を備え、前記複数のホース継手の該目玉部の貫通孔が該嵌合外周壁に挿通されて該肩部と前記係止部材間に軸の周りに回動可能であるが実質的に軸方向に移動不能に保持され、それぞれの該ホース継手の該目玉部に設けた貫通孔の軸方向中央部に位置して該嵌合外周壁にそれぞれ該目玉部の軸方向の幅よりも小幅で該ホース継手の軸孔に通じるリング状の溝と、該リング状の溝と該中央孔に通じる連通孔を備えると共に、該リング状の溝に近接して該目玉部の内周面と該嵌合外周壁間をシールする環状のシール部材を装着した環状のシールリング溝を該リング状の溝の両側に備え、前記筒状の取付部材の中央孔は前記第1の端部の端に開口を有し、該開口から前記第2の端部に向かって延び、該第2の端部の端が閉塞されていることを特徴とするスィーベル接続装置。
IPC (3件):
F16L 41/06 ,  F16L 41/02 ,  F16L 41/08
FI (3件):
F16L 41/06 ,  F16L 41/08 ,  F16L 41/02

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