特許
J-GLOBAL ID:200903026974558275

ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-103547
公開番号(公開出願番号):特開平11-287264
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 キャリパ浮動型ディスクブレーキにおいて、キャリパの摺動不良による低周波振動を抑制して異音および騒音の発生を低減する。【解決手段】 キャリパ浮動型ディスクブレーキ15において、ブレーキパッド6の裏板10の両下端部に設けた凸部16をキャリヤ8のパッド案内部17で案内する。キャリパ本体2のスライドピン9を案内するキャリヤ8のピン摺動部19と、制動時にブレーキパッド6に生じるモーメントMによる力F1,F2を受けるパッド案内部17の支持部17a ,17b との間の領域R1,R2の範囲内に、キャリヤ8の車体側への取付部18を配置する。支持部17a ,17b およびピン摺動部19の近傍を取付部18によって支持することができ、モーメントMによるキャリヤ8の変形によるピン摺動部19の位置ずれが小さくなるので、ピン摺動部19の位置ずれによる摺動不良を防止して低周波振動の発生による異音および騒音の発生を低減することができる。
請求項(抜粋):
ディスクロータの両側に配置した一対のブレーキパッドと、前記ディスクロータを跨いで前記一対のブレーキパッドの一方に対向するピストンおよび他方に対向する爪部を有するキャリパ本体と、車体側に取付けられて前記一対のブレーキパッドおよび前記キャリパ本体を前記ディスクロータの軸方向に沿って移動可能に案内するキャリヤとを備えたキャリパ浮動型のディスクブレーキにおいて、前記キャリヤの車体側への取付部を、前記ブレーキパッドの摩擦面の中心を通る前記ディスクロータの直径に沿った方向において、制動時に前記ブレーキパッドの摩擦面の中心回りに生じるモーメントによる力を受ける前記キャリヤの前記ブレーキパッドを案内するパッド案内部の支持部と、前記キャリヤの前記キャリパ本体を案内するキャリパ案内部との間の領域の範囲内に配置したことを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 113 ,  F16D 65/02
FI (2件):
F16D 55/224 113 Z ,  F16D 65/02 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-109074

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