特許
J-GLOBAL ID:200903026975846053

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161040
公開番号(公開出願番号):特開平6-002996
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 空気調和装置の逆サイクル除霜運転終了後における圧縮機の異常振動や異常音の発生を防止する。【構成】 四路切換弁2の切換えにより、空気調和装置の冷凍サイクルを正逆切換え可能に構成する。バイパス路20により、冷媒回路10の室外熱交換器-膨張機構5間の一部位Pから吸入ラインまで冷媒をバイパス可能に接続する。バイパス路20に、上流側から順に、開閉弁21、冷媒貯溜器22及び減圧機構23を介設する。逆サイクル除霜運転中には、開閉弁21を開いて冷媒回路10から液冷媒をバイパス路20にバイパスさせ、冷媒貯溜器22に貯溜する。これにより、冷媒回路10に循環する冷媒量を低減し、アキュムレータ7の液面を低レベルに保持して、除霜終了後の圧縮機1の油面レベルの上昇に起因する異常振動や異常音の発生を防止する。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、膨張機構(5)及び室内熱交換器(6)を順次接続し、かつ吸入側にアキュムレータ(7)を配設してなる冷媒回路(10)と、該冷媒回路(10)の冷凍サイクルを正逆切換えるサイクル切換機構(2)とを備えた空気調和装置において、暖房運転中に除霜指令を受けたとき、上記サイクル切換機構(2)を切換えて逆サイクル除霜運転を行った後、正サイクルに切換えるよう制御する除霜運転制御手段(50)と、上記冷媒回路(10)の室外熱交換器(3)-膨張機構(5)間の一部位(P)から吸入ラインの一部位(Q)まで冷媒をバイパス可能に接続するバイパス路(20)と、該バイパス路(20)に介設され、液冷媒を貯溜するための冷媒貯溜器(22)と、上記バイパス路(20)の冷媒貯溜器(22)上流側に介設され、通路を開閉する開閉弁(21)と、上記バイパス路(20)の冷媒貯溜器(22)下流側に介設され、冷媒を減圧する減圧機構(23)と、空気調和装置の逆サイクル除霜運転中には、上記バイパス路(20)の開閉弁(21)を開くよう制御する開閉制御手段とを備えたことを特徴とする空気調和装置。

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