特許
J-GLOBAL ID:200903026976540217

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185153
公開番号(公開出願番号):特開平10-030537
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 空燃比フィードバック制御による内燃機関の回転変動を抑制する。【解決手段】 各気筒の発生トルクを逐次検出する発生トルク検出手段Eと、これにより検出されたトルクの変動量を算出するトルク変動演算手段Fと、その変動量に基づいて、空燃比フィードバック制御手段Aで設定される空燃比フィードバック補正係数の変化量に対する各気筒燃焼室内の空燃比の1次遅れ特性の大きさを補正する1次遅れ特性補正手段Gとを設ける。筒内空燃比推定手段Bでは、補正された1次遅れ特性をもたせて各気筒内の空燃比を計算する。その結果に基づき、点火時期補正量演算手段Cで点火時期補正量を計算し、点火時期補正手段Dで機関運転条件に応じて設定される点火時期を補正することにより空燃比の1次遅れ特性の変化に対応した緻密な点火時期制御を行なう。
請求項(抜粋):
排気通路に設けられて排気の空燃比を検出する空燃比センサからの信号に基づいて燃料噴射量を補正するための空燃比フィードバック補正係数を設定し、空燃比を理論空燃比にフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、前記空燃比フィードバック補正係数の変化量に対し、1次遅れ特性を持たせて各気筒の燃焼室内の空燃比を計算する筒内空燃比推定手段と、前記筒内空燃比推定手段により算出された各気筒の燃焼室内の空燃比と理論空燃比との差に応じて点火時期補正量を計算する点火時期補正量演算手段と、前記点火時期補正量演算手段で算出された点火時期補正量により機関運転条件に応じて設定される点火時期を補正する点火時期補正手段と、を備える内燃機関の点火時期制御装置において、各気筒の発生トルクを逐次検出する発生トルク検出手段と、前記発生トルク検出手段により検出されたトルクの変動量を算出するトルク変動演算手段と、前記トルクの変動量に基づいて、前記筒内空燃比推定手段における前記空燃比フィードバック補正係数の変化量に対する各気筒の燃焼室内の空燃比の1次遅れ特性の大きさを補正する1次遅れ特性補正手段と、を設けたことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。
IPC (8件):
F02P 5/15 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 368
FI (8件):
F02P 5/15 K ,  F02D 41/04 305 J ,  F02D 41/14 310 P ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 E ,  F02D 45/00 362 E ,  F02D 45/00 364 B ,  F02D 45/00 368 S

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