特許
J-GLOBAL ID:200903026977703160

車両用ヒートポンプ式冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 保男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325426
公開番号(公開出願番号):特開平6-171350
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 車室外の気候条件に左右されず安定した制御で冷暖房能力を向上することができ、大幅な設計変更を必要とせず、電気自動車などにも適し、しかも、窓晴れ性と暖房能力を両立して消費電力を低減可能な冷暖房装置の提供。【構成】 コンプレッサ31、車室外熱交換器38、放熱用車室内熱交換器33、膨脹手段36、吸熱用車室内熱交換器35、冷媒流路切換手段32を設ける他、コンプレッサ31の仕事量を車両の熱環境条件に基づき決定した目標値に応じて可変制御するコンプレッサ制御手段43と、車両の別の熱源83からの廃熱を熱媒体を介して回収する回収手段82,83aと、回収手段82,83aに接続され、コンプレッサ31へ吸入する冷媒と廃熱を回収した熱媒体とを熱交換させる回収熱吸熱用熱交換器85と、回収熱吸熱用熱交換器85と回収手段との間に設けられ、暖房運転時に回収熱吸熱用熱交換器に熱媒体を選択的に導入する吸熱選択手段とからなる車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
請求項(抜粋):
冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を外気に放熱する車室外熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を送風手段により導入された空気と熱交換して温い空調風を作る放熱用車室内熱交換器と、この放熱用車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張手段と、この膨張手段の冷媒流出側と前記コンプレッサの冷媒吸入側とに接続され、送風手段により導入された空気の熱を前記車室外熱交換器および前記放熱用車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段を通して供給された冷媒と熱交換して冷たい空調風を作る吸熱用車室内熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器および前記放熱用車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設けられ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時に少なくとも前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時に前記車室外熱交換器を回避して前記放熱用車室内熱交換器に導入する冷媒流路切換手段と、前記コンプレッサの仕事量を車両の熱環境条件に基づき決定した目標値に応じて可変制御するコンプレッサ制御手段と、車両の別の熱源からの廃熱を熱媒体を介して回収する回収手段と、この回収手段に接続され、前記コンプレッサへ吸入する冷媒と前記廃熱を回収した熱媒体とを熱交換させる回収熱吸熱用熱交換器と、この回収熱吸熱用熱交換器と前記回収手段との間に設けられ、暖房運転時に前記回収熱吸熱用熱交換器に選択的に前記熱媒体を導入する吸熱選択手段とからなることを特徴とする車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
IPC (2件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/22

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