特許
J-GLOBAL ID:200903026987577279

複数のコードブックを有する音声符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-061778
公開番号(公開出願番号):特開平5-265496
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 4kbps以下の低ビットレートでも高品質な合成音声を得ることの出来る、比較的低処理量の音声符号化方法を提供する。【構成】 CELP符号器に音響分類器(15)と複数の統計コードブック(32a、・・・・、32m)と、統計コードブック選択器(33)とを具備し、これらの統計コードブックを音響分類器(15)の分類結果にしたがって統計コードブック選択器(33)で切り替え、コードブック検索器(31)で検索する構成になってる。【効果】 複数の統計コードブックは、あらかじめ音響分類器によって分類した学習データを用いて作成しているため、入力音声のバリエーションをカバーでき、高品質化が図れる。また、符号化時には選択されたもののみをコードブック検索の対象とするので、処理量の低減が図れる。
請求項(抜粋):
符号化部において入力音声を予め定めた時間間隔(フレーム)ごとに短期予測分析を行い、前記フレームに等しいかあるいはより短い時間間隔(サブフレーム)ごとに長期予測分析を行い、該長期分析結果と前記短期分析結果を補助情報として抽出し、前記サブフレームごとに駆動音源として予め用意されたコードブックの中から前記入力音声と復号音声との重み付け誤差を最小化するようなコードベクトルを選択し、該コードベクトルの指標を前記補助情報とともに伝送または蓄積し、復号化部において前記補助情報と前記ベクトル指標に基づいて音声を復号化する符号駆動音声符号化方法において、前記コードブックとして複数個のコードブックの集合からなるものを用い、前記符号化部に具備された分類器により前記入力音声を複数のカテゴリーに分類し、この分類結果に基づいて前記駆動音源として用いるコードベクトルを前記複数個のコードブックのすべて又は一部から検索することを特徴とする複数のコードブックを有する音声符号化方法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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