特許
J-GLOBAL ID:200903026990182277

焼酎蒸留方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-242765
公開番号(公開出願番号):特開平6-062826
出願日: 1992年08月18日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】初留及び後留成分を活用することによって、少ない熱エネルギーでもって被蒸留醪中のアルコール濃度を成るべく高めると同時に、留出物中における高沸点画分の量を減らして製品焼酎の風味を高める焼酎蒸留方法及び、そのための装置を提供すること。【構成】蒸留缶への蒸気吹き込み管8を直接蒸留缶2へ通じる配管8aと、前置蒸留缶を介して間接的に蒸留缶へ通じる配管8bとに分割すると共に、後者の配管中の前置蒸留缶から蒸留缶へ通じる配管の中途に検度器7を設置し、かつ蒸気吹き込み管から蒸留缶への蒸気の通路を、バルブ又はコックV1〜V4により蒸気吹き込み管から直接蒸留缶へ通じる通路と、前置蒸留缶を介して間接的に蒸留缶へ通じる通路とに分離可能とする。
請求項(抜粋):
単式焼酎蒸留器において、蒸留缶の手前に前置蒸留缶を設け、該前置蒸留缶と蒸留缶とを検度器を介して連結すると共に、前記前置蒸留缶内に前回の蒸留操作で得られた初留液若しくは後留液又は醪を容れて該前置蒸留缶を経て蒸留缶内へ蒸気を吹き込みつつ検度器によりアルコール度数を追跡し、留出物中のアルコール度数が0となり又は0に近づいた時点から直接蒸留缶内蒸気を吹き込んで蒸留を続けることを特徴とする焼酎蒸留方法。
IPC (2件):
C12F 1/00 ,  C12G 3/12

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