特許

J-GLOBAL ID：200903026992671933

積層形注水式電池とそのユニット

発明者： 富田 征夫 ,  井上 俊介 ,  島林 仁司
出願人/特許権者： 株式会社ユアサコーポレーション
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-018222
公開番号（公開出願番号）：特開平6-203843
出願日： 1993年01月08日
公開日（公表日）： 1994年07月22日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 積層形注水式電池の製作時の作業性の向上を図る。【構成】 周壁94と上下に流路形成部99を設けた仕切板91とからなり、前記周壁94の上部に凹部95または凸部96が、下部に凸部96または凹部95が形成され、前記仕切板91によって上部空間92と下部空間93とに仕切られてなるトレイ9の、上部空間92または下部空間93に正極板1または負極板3を載置し、前記正極板1または負極板3の表面に樹脂を滴下し、固化させてセパレータを形成してユニットとし、一つのユニットの周壁94の上部に形成された凹部95または凸部96と他のユニットの周壁94の下部に形成された凸部96または凹部95とを嵌合させ、前記流路形成部99同士を当接させて水または電解液の流路11を形成することによって積層する。

請求項（抜粋）：

仕切板と周壁とからなり、前記仕切板の周壁に注水口と排気口とを形成し、この仕切板の上部に流路形成部を設けた上部空間を形成するとともに下部に流路形成部を設けた下部空間を形成し、かつ前記周壁上部に凹部または凸部を形成するとともに周壁下部に凸部または凹部を形成したトレイを有し、前記上部空間に第1極板を、下部空間に第2極板を載置するとともに、前記仕切板を貫通させた導体で前記各極板を接続してユニットとし、前記第1極板または第2極板の表面に滴下した樹脂を固化してセパレータとし、前記上部空間と下部空間とに形成された流路形成部同士を当接させて水または電解液の流路を形成し、一つのユニットの凹部または凸部と他のユニットの凸部または凹部とを嵌合させて複数個積層し、前記注水口から注水される水または電解液を前記流路を通して供給することによって活性化させることを特徴とする積層形注水式電池。