特許
J-GLOBAL ID:200903026996421532

異収縮混繊糸

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-259797
公開番号(公開出願番号):特開平6-116826
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 ソフト性、張り腰、ふくらみ感の優れた布帛を得るための異収縮混繊糸。【構成】 少なくとも2種の繊維形成性重合体より形成され、沸騰水収縮率の異なる2種以上の単糸群から構成され、該単糸間の最大沸騰水収縮率差が10%以上30%以下である混繊糸(A)と、該混繊糸(A)を形成するいずれの重合体よりもアルカリ熱水溶液における溶解速度が5倍以上の繊維形成性重合体で形成され、沸騰水収縮率が60%未満で、かつ混繊糸(A)の沸騰水収縮率5%以上、35%以下高い易溶解性糸(B)を混繊することによって得られる異収縮混繊糸。【効果】 本発明の異収縮混繊糸を使用して作った布帛ををアルカリ減量することにより、芯のないソフト感、適度な張り腰、ふくらみ感を有し、自然感のある優れた表面タッチを有する布帛を得ることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも2種の繊維形成性重合体より形成され、沸騰水収縮率の異なる2種以上の単糸群から構成され、該単糸間の最大沸騰水収縮率差が10%以上30%以下である混繊糸(A)と、該混繊糸(A)を形成するいずれの重合体よりもアルカリ熱水溶液における溶解速度が5倍以上である繊維形成性重合体より形成された易溶解性糸(B)とを混繊した異収縮混繊糸であり、該異収縮混繊糸に対する易溶解性糸(B)の混繊比率を10〜30重量%とし、かつ混繊糸(A)の沸騰水収縮率WA (%)および易溶解性糸(B)の沸騰水収縮率WB(%)が下式を満足することを特徴とする異収縮混繊糸。WB <60 (1)5≦WB -WA ≦35 (2)
IPC (4件):
D02G 3/04 ,  D01F 8/14 ,  D02J 1/22 ,  D06M 11/38

前のページに戻る