特許

J-GLOBAL ID：200903026998674721

塗布膜の乾燥方法

発明者： 小川 正太郎
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 松浦 憲三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-138783
公開番号（公開出願番号）：特開2002-331267
出願日： 2001年05月09日
公開日（公表日）： 2002年11月19日
要約：

【要約】【課題】ポリビニルアルコールをバインダーの主成分とする塗布液をウエブに塗布して形成される塗布膜を乾燥する際に、高速乾燥しても塗布膜の厚みが乱れたり、表面平滑性や表面光沢が低下したりすることがない。【解決手段】ポリビニルアルコールをバインダーの主成分とする塗布液a,bをウエブ12に塗布して得られるPVA塗布膜を、乾燥装置18で乾燥する際に乾燥風の乾球温度の平均値が30〜50°Cの範囲、乾燥風の湿球温度の平均値が25°C以下になるように乾球温度と湿球温度との関係を設定することにより、塗布膜面からの水分の蒸発速度が速すぎたり遅すぎたりしないようにできるので、均一な表面を有する膜面形成が可能になり、しかも高速乾燥にも対応できる。

請求項（抜粋）：

ポリビニルアルコールをバインダーの主成分とする塗布液を、走行するウエブに塗布して得られる塗布膜を、乾燥する塗布膜の乾燥方法において、前記乾燥条件は、前記塗布膜を乾燥風で乾燥すると共に、該乾燥風の乾球温度の平均値が30〜50°Cの範囲、湿球温度の平均値が25°C以下になるように乾球温度と湿球温度との関係を設定し、且つ前記塗布後20秒以内までは前記塗布膜の面に当たる乾燥風の風速を10m/秒以下に抑えることを特徴とする塗布膜の乾燥方法。

IPC (8件)：

B05D 3/02 ,  B41M 5/155 ,  B41M 5/26 ,  F26B 3/04 ,  F26B 13/04 ,  F26B 13/10 ,  F26B 13/20 ,  G03C 1/74

FI (8件)：

B05D 3/02 D ,  F26B 3/04 ,  F26B 13/04 ,  F26B 13/10 C ,  F26B 13/20 ,  G03C 1/74 ,  B41M 5/18 111 ,  B41M 5/12 111

Fターム (36件)：

2H023EA05 ,  2H026AA07 ,  2H026CC05 ,  2H026HH03 ,  2H026HH07 ,  2H085AA07 ,  2H085CC05 ,  2H085HH03 ,  2H085HH07 ,  3L113AA02 ,  3L113AA07 ,  3L113AB02 ,  3L113AB04 ,  3L113AC01 ,  3L113AC31 ,  3L113AC48 ,  3L113AC50 ,  3L113AC63 ,  3L113AC67 ,  3L113BA28 ,  3L113CA08 ,  3L113CA09 ,  3L113CB01 ,  3L113CB21 ,  3L113CB23 ,  3L113CB34 ,  3L113DA10 ,  3L113DA24 ,  4D075BB24Z ,  4D075BB33Z ,  4D075BB93Z ,  4D075BB95Z ,  4D075CA48 ,  4D075DA04 ,  4D075DC27 ,  4D075EA45