特許
J-GLOBAL ID:200903026998928324

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-255113
公開番号(公開出願番号):特開平5-093562
出願日: 1991年10月02日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 吐出冷媒温度を検出するセンサの脱落を検知し、空気調和装置の緊急停止を回避しつつ検知結果を表示して、修理作業の能率化と運転信頼性の向上を図る。【構成】 冷媒温度センサ19が検出する吐出冷媒温度により圧縮機11や膨張弁15を制御するヒートポンプ式冷凍回路に、外気の温度を検出する外気温度センサ4を設ける。制御部5により、運転中のモードが冷,暖房のいずれであるかを判別し、判別結果に応じて冷媒温度センサ19による吐出冷媒温度Taが正常範囲内にあるか否かを判別する。この判別結果が否のとき、制御部5により、上記吐出冷媒温度Taが外気温度センサ4による外気温度Th,Tcに略等しいか否かを判別する。この判別結果が肯のとき、制御部5により、異常検知信号をLED6に出力して冷媒温度センサ19の 脱落を表示させ、かつ上記外気温度Th,Tcに基づいて圧縮機11の能力や膨張弁15の開度を制御する。
請求項(抜粋):
圧縮機(11),四路切換弁(12),室外熱交換器(13),膨張弁(15)および室内熱交換器(16a〜16e)を順次管路(18a〜18f)で接続したヒートポンプ式冷凍回路と、吐出冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ(19)と、この冷媒温度センサ(19)の検出信号に基づき上記圧縮機(11)の能力および上記膨張弁(15)の開度を制御する制御部(5)を備えた空気調和装置において、外気の温度を検出する外気温度センサ(4)と、運転中に設定された運転モードが冷房または暖房のいずれであるかを判別し、判別した運転モードに応じて上記冷媒温度センサ(19)からの検出信号が表わす吐出冷媒温度(Ta)が正常範囲内にあるか否かを判別する第1判別手段(5)と、この第1判別手段(5)が否と判別したとき、上記吐出冷媒温度(Ta)が上記外気温度センサ(4)の検出信号が表わす外気温度(Th,Tc)に略等しいか否かを判別する第2判別手段(5)と、この第2判別手段(5)が肯と判別したとき、異常検知信号を出力するとともに上記外気温度センサ(4)の検出信号に基づいて上記四路切換弁(12),圧縮機(11)の能力および膨張弁(15)の開度を制御する異常時制御手段(5)と、上記異常検知信号を受けて、冷媒温度センサ(19)の脱落を表示する表示部(6)を設けたことを特徴とする空気調和装置。

前のページに戻る