特許
J-GLOBAL ID:200903027000819051
磁歪式ロードセル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-225631
公開番号(公開出願番号):特開2000-055750
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 製造を簡略化でき、商品レンジの多様化に伴う製造工程の煩雑化を防いで共通化を図ることができる、耐久性に優れた磁歪式ロードセルを提供する。【解決手段】 センサボディを、略円柱状のメインボディ3とセンシング素子5の板状部材5aとで構成し、板状部材5aを、荷重によって透磁率が変化する磁歪材により可撓性を有する扁平な平面視略矩形状に形成し、板状部材5aが内部に収容されるメインボディ3の収容凹部3bに、板状部材5aの長手方向Zにおける中央部に先端が当接する荷重作用片3dを突設し、板状部材5aの長手方向Zにおける両端が各々溶着される薄肉部3j,3jを、メインボディ3の周壁3fのうち、径方向Yにおいて対向する一対の周壁箇所に各々形成して、メインボディ3の他方の端面3kに、荷重作用片3dと共にメインボディ3の中心軸X上に位置するように、略半球状の起歪用突起3mを突設する構成とした。
請求項(抜粋):
外部から加わる荷重の大きさによって透磁率が変化する磁歪材により、励磁用巻線と検出用巻線とを磁気的に結合させるセンサボディの少なくとも一部を構成した磁歪式ロードセルにおいて、前記センサボディは、前記磁歪材により形成されて可撓性を有し前記励磁用巻線及び前記検出用巻線が巻回される長尺の板状部材と、該板状部材を保持するメインボディとで構成されており、前記メインボディは、前記板状部材が内部に収容される収容凹部を有しており、前記収容凹部には、該収容凹部の内部に収容した前記板状部材の長手方向における両端を保持する保持部が形成されていると共に、該保持部に前記長手方向の両端が保持された前記板状部材の前記長手方向における中央部に当接する荷重作用片が、所定の突出軸線上に位置するように突設されており、前記メインボディの表面には、前記センサボディに対する外部からの荷重が集中して加わる起歪用突起が、前記突出軸線上に位置するように前記メインボディの外方に向けて突設されている、ことを特徴とする磁歪式ロードセル。
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