特許
J-GLOBAL ID:200903027001235266

転がり軸受用保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335499
公開番号(公開出願番号):特開平11-166540
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 ポケット8の内面と玉5の転動面との間に潤滑剤を取り込み易くして、保持器音の発生を抑えると共に、上記玉5に対する保持器21の動き量を規制する。【解決手段】 ポケット8の開口周縁部14、14のうち、円周方向両端位置に面取り部22、22を形成する。これら各面取り部22、22の存在に基づき、玉5の転動に伴ってポケット8の内面と玉5の転動面との間に入り込もうとする潤滑剤が、上記開口周縁部14、14で掻き取られにくくなる。そして、上記隙間16内に十分な潤滑剤を取り込める。又、上記開口周縁部14、14のうち、上記面取り部22、22を設けない部分により、上記玉5に対する保持器21の動き量を規制する。
請求項(抜粋):
全体が円環状若しくは円筒状で、複数のポケットを円周方向に亙り間欠的に形成し、これら各ポケット内に転動体を転動自在に保持すべく、これら各ポケットの内面をこれら各転動体の転動面と同心でこの転動面よりも僅かに大きな曲面半径を有する球面状若しくは円筒面状の凹曲面とした転がり軸受用保持器に於いて、上記各ポケットの開口周縁部の一部で、上記転がり軸受用保持器の回転方向に対して交差する部分に、上記各ポケットの内面を構成する凹曲面よりも当該ポケットの直径方向外方に凹入する凹入部を設けている事を特徴とする転がり軸受用保持器。

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