特許
J-GLOBAL ID:200903027002829224
超音波診断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山田 正紀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341673
公開番号(公開出願番号):特開2002-143162
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】【課題】本発明は、超音波ドプラ法により被検体内の血流情報を得て診断情報とする超音波診断装置に関し、ハードウェアの増大を従来より抑えた上で初期化を行なうことにより過度応答時期の短かいMITフィルタを実現する。【解決手段】A/D変換器107が、信号のレベルと設定されたリファレンス電圧とに応じたサンプリングデータを生成するものであって、複数個の超音波送受信のうちの初回の超音波送受信により得られる信号をサンプリングする初回サンプリングに先立ってA/D変換器のリファレンス電圧を所定の初期リファレンス電圧に設定し、初回サンプリングにより得られたサンプリングデータをメモリレジスタ3,4に初期値として設定し、その後、所定の定常リファレンス電圧に設定する。
請求項(抜粋):
被検体内への超音波パルスの送波と該被検体内で反射して戻ってきた反射超音波の受信とを複数回繰り返しこの繰り返しの間に得られる信号を検波しさらにA/D変換器でサンプリングした後ディジタルフィルタでクラッタ成分を除去することにより血流成分を抽出する超音波診断装置において、前記A/D変換器が、超音波送受信により得られた信号を、自在に設定されるリファレンス電圧と比較することにより、該信号のレベルと設定されたリファレンス電圧とに応じたサンプリングデータを生成するものであって、複数個の超音波送受信のうちの初回の超音波送受信により得られる信号をサンプリングする初回サンプリングに先立って前記A/D変換器のリファレンス電圧を所定の初期リファレンス電圧に設定し、該初回サンプリングの後、かつ二回目の超音波送受信により得られる信号のサンプリングに先立って前記A/D変換器のリファレンス電圧を前記初期リファレンス電圧とは異なる所定の定常リファレンス電圧に再設定するリファレンス電圧設定手段を有し、前記ディジタルフィルタが、サンプリングデータを格納し繰返し周期一周期分遅延させたタイミングで出力するメモリレジスタを備えたものであって、前記初回サンプリングにより得られたサンプリングデータを前記メモリレジスタに初期値として設定する初期値設定手段を有することを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
4C301DD04
, 4C301EE17
, 4C301JB03
, 4C301JB36
, 5J083AA02
, 5J083AB17
, 5J083AD08
, 5J083AE08
, 5J083BA01
, 5J083BD06
, 5J083BE09
, 5J083BE56
, 5J083DA01
, 5J083DC07
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