特許
J-GLOBAL ID:200903027006099603

振動検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232822
公開番号(公開出願番号):特開平6-058849
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 軸受振動の発生源となる軸受部品を特定することができ、かつ、軸受と他の構造体との共振を回避するための各軸受部品の加工情報を得られるようにする。【構成】 軸受の軌道面の凹凸を速度型センサ1により検知し、その凹凸信号(速度振幅)をFFTアナライザ8により周波数分析してパワースペクトルを得る。そして、軸受部品選択部13により外輪、内輪などの軸受部品が選択され、軸受諸元設定部14により転動体数、回転速度などの諸元データが設定されると、抽出角数成分決定部15は、振動発生原理に基づいて、軸受振動を励起する角数成分を抽出角数成分として決定する。統計量演算部16は、パワースペクトルから抽出角数成分に対応するパワースペクトルを切出して、2乗平均値の平方根などの統計量を演算する。
請求項(抜粋):
外輪、内輪、転動体等の転動部品を単体で回転させて軌道表面の凹凸による振動波を検知するセンサと、該センサにより検知された振動波の強度を周波数分析する周波数分析手段とを有する振動検査装置において、前記周波数度分析手段の分析対象としての強度を変位振幅、速度振幅、加速度振幅のいずれの評価量にするかを選択する評価量選択手段と、該評価量選択手段による選択に基づいて前記周波数分析手段により周波数分析された変位振幅、速度振幅、加速度振幅のいずれかについて、抽出すべき周波数の範囲を設定する周波数範囲設定手段と、振動検査対象が前記外輪、内輪、転動体等のどの転動部品であるかを指定する指定手段と、該指定手段により指定された振動検査対象の諸元データを設定する諸元設定手段と、前記指定手段により指定された振動検査対象と、前記諸元設定手段により設定れた諸元データとに基づいて、軸受振動を励起する周波数成分を決定する周波数成分決定手段と、該周波数成分決定手段により決定された周波数成分、または前記周波数範囲設定手段により設定された周波数範囲に対応する前記評価量について統計量を算出する統計量算出手段とを備えたことを特徴する振動検査装置。
IPC (3件):
G01M 17/04 ,  F16C 19/52 ,  G01H 17/00

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