特許
J-GLOBAL ID:200903027021804739

トランスファフィーダ装置の同期ズレ解除方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265083
公開番号(公開出願番号):特開平10-085866
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも一軸がサーボ駆動されるトランスファフィーダ装置のサーボ軸の同期ズレを容易に解除でき、短時間で連動可能にする。【解決手段】 少なくとも一軸をモーションカーブに基づいてクランク軸回転角度と同期してサーボモータ4で駆動してワークを搬送し、各サーボモータ4に同期ズレが発生したとき各軸の同期ズレを解除するトランスファフィーダ装置の同期ズレ解除方法において、同期運転中で、かつ、クランク軸回転停止に伴い各軸が停止中に、各軸サーボ電源をオフしたとき、オフ直前の各サーボモータ4の最終位置指令値を記憶し、この後サーボ電源のオン時、各軸の最終位置指令値と現在位置との同期ズレ量が第1の許容範囲以内ならば各軸を最終位置指令値の位置に移動し、同期ズレ量が第2の許容範囲以内ならば最も近い第1の許容範囲内の位置に微速で移動後に最終位置指令値の位置に移動する。
請求項(抜粋):
2次元又は3次元の移動軸の少なくとも一軸がサーボモータ(4) によって駆動され、この駆動が予め設定されたモーションカーブに基づいてプレス機械のクランク軸回転角度と同期して制御されることによりワークを搬送すると共に、前記各軸のサーボモータ(4) に同期ズレが発生したとき各軸を前記モーションカーブ上の目標値に移動してこの同期ズレを解除するトランスファフィーダ装置の同期ズレ解除方法において、前記クランク軸回転角度に同期して運転中で、かつ、クランク軸回転停止に伴い各軸が停止中に、各軸のサーボ電源をオフしたとき、オフ直前の各軸のサーボモータ(4) の位置指令値を最終位置指令値として記憶し、この後サーボ電源をオンしたときに、前記最終位置指令値と各軸のサーボモータ(4) の現在位置とを比較して各軸の同期ズレ量を演算し、この同期ズレ量と予め設定された第1の許容範囲及び第2の許容範囲とを比較し、前記同期ズレ量が第1の許容範囲以内ならば自動的に各軸のサーボモータ(4) を前記最終位置指令値の位置に直接移動し、前記同期ズレ量が第2の許容範囲以内ならば外部からの信号により各軸のサーボモータ(4) を最も近い第1の許容範囲内の位置に微速で移動した後に前記最終位置指令値の位置に移動し、前記同期ズレを解除することを特徴とするトランスファフィーダ装置の同期ズレ解除方法。
IPC (3件):
B21D 43/05 ,  B30B 13/00 ,  H02P 5/52
FI (4件):
B21D 43/05 D ,  B21D 43/05 Z ,  B30B 13/00 M ,  H02P 5/52 A

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