特許
J-GLOBAL ID:200903027022961803

ガスタービンエンジン、タービン構成部品およびちりの流れを減少させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-291835
公開番号(公開出願番号):特開2006-177340
出願日: 2005年10月05日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】ちりが孔25,44を塞ぐのを抑制し、前縁部34の弊害を防ぐ。【解決手段】前縁部34を有するベーン24は、インピンジメント孔44を備える半径方向内側部および外側部のインピンジメント筒36,40を収容する。末端壁38を有する外側インピンジメント筒部36は、ちりDをより多く含む外側空気供給源28から空気を受ける。末端壁42を有する内側インピンジメント筒部40は、内側空気供給源26から空気を受ける。末端壁38が後端部35に向かって半径方向内側に角度をなしているため、空気流により、ちりDは、後端部35と末端壁38との間のくさび状部分に運ばれ、孔25、44から離される。さらに、外側インピンジメント筒部36は、前縁部に隣接するより小さい流路断面積のため、外側供給源28は、前縁部34より多い量のインピンジメント冷却空気を後端部35に供給する。これにより、孔25,44に向かうちりの量が減少する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
中心軸を中心に回転する少なくとも1つのロータと、 前縁部および後縁部を有するとともに、前記前縁部に隣接するインピンジメント筒を収容した少なくとも1つのベーンと、 半径方向外側の領域から前記インピンジメント筒に空気を導く外側空気供給源と、 半径方向内側の領域から前記インピンジメント筒に空気を導く内側空気供給源と、 を備え、 前記インピンジメント筒が、前縁部と、この前縁部から間隔を隔てるとともに、ベーンの前記後縁部側の後端部と、を有し、さらに、半径方向外側部および半径方向内側部を有し、前記半径方向内側部が、前記内側空気供給源から空気を受け、前記半径方向外側部が、前記外側空気供給源から空気を受け、前記半径方向内側部および前記半径方向外側部が、前記ベーンの前記前縁部に隣接する領域にインピンジメント空気を導くインピンジメント空気孔を有し、少なくとも前記半径方向外側部が、前記ベーン前記前縁部に向かって導かれる流量に比べ、前記ベーンの前記後端部に向かってより多くの量のインピンジメント空気が導かれるように形成されることを特徴とするガスタービンエンジン。
IPC (2件):
F01D 9/02 ,  F02C 7/18
FI (2件):
F01D9/02 102 ,  F02C7/18 A
Fターム (3件):
3G002GA05 ,  3G002GA07 ,  3G002GA08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • タービンおよびその静翼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-360500   出願人:シーメンスアクチエンゲゼルシヤフト
  • 特開平2-233801

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