特許
J-GLOBAL ID:200903027028645245

楽音信号の合成に用いられる原楽音信号の発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306548
公開番号(公開出願番号):特開平6-130963
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 記憶容量の小さなメモリを用いて多くの楽音信号を発生できる楽音信号の合成に用いられる原楽音信号の発生装置を得る。【構成】 特定な第1の音程の楽音信号によるフーリエ変換フレームの信号に窓関数を用いて離散的にフーリエ変換して得た離散周波数毎のデータを用いて各離散周波数毎の振幅成分と位相成分を量子化する。前記の特定な第1の音程の楽音のデータに所定の演算を行なって特定な第2の音程の楽音の振幅成分の計算値と位相成分の計算値とを求め、また、特定な第2の音程の楽音によるフーリエ変換フレームの信号に窓関数を用いて離散的にフーリエ変換して得た離散周波数毎のデータを用いて各離散周波数毎の実際の振幅成分及び実際の位相成分とを求め、特定な第2の音程の楽音の実際の振幅成分と実際の位相成分と、特定な第2の音程の楽音の振幅成分の計算値と位相成分の計算値とにつき、それぞれの差成分を求め、前記第2の音程の楽音の振幅成分の差成分と位相成分の差成分とをそれぞれ量子化して、前記の量子化された各信号のデータをメモリに記憶する。
請求項(抜粋):
周期性を有する楽音を発生しうる種類の楽器から発音された予め選択された特定な第1の音程の楽音と対応して発生された周期性を有する楽音信号における定常的な部分から予め定められた一定の時間長を有するように切出されたフーリエ変換フレームの信号に窓関数を用いて離散的にフーリエ変換する手段と、前記のフーリエ変換の結果として求められた同一な所定数の離散周波数毎のデータを用いて得た各離散周波数毎の振幅成分と位相成分とをそれぞれ量子化する手段と、前記のフーリエ変換の結果として求められた前記した特定な第1の音程の楽音に関する同一な所定数の離散周波数毎のデータを用いて得た各離散周波数毎の実際の振幅成分及び実際の位相成分に対して、前記した特定な第1の音程の楽音と、前記した楽器における特定な第1の音程の楽音とは異なる予め選択された第2の音程の楽音との振動数の違いと対応してそれぞれ所定の演算を行なうことにより、前記した特定な第2の音程の楽音の振幅成分の計算値と位相成分の計算値とを求める手段と、前記した楽器から発音された特定な第2の音程の楽音と対応して発生された周期性を有する楽音信号における定常的な部分から予め定められた一定の時間長を有するように切出されたフーリエ変換フレームの信号に窓関数を用いて離散的にフーリエ変換する手段と、前記のフーリエ変換の結果として求められた同一な所定数の離散周波数毎のデータを用いて得た各離散周波数毎の実際の振幅成分及び実際の位相成分とを求める手段と、前記した特定な第2の音程の楽音の実際の振幅成分と実際の位相成分と、前記した特定な第2の音程の楽音の振幅成分の計算値と位相成分の計算値とについて、それぞれの差成分を求める手段と、前記した第2の音程の楽音の振幅成分の差成分と、位相成分の差成分とをそれぞれ量子化する手段とを備えてなる楽音信号の合成に用いられる原楽音信号の発生装置。
FI (2件):
G10H 7/00 531 ,  G10H 7/00 532 G

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